ジャンキーさんの話

 皆さん、お元気ですか?暑い日が続きますね。体調管理に気をつけましょう。

 さて、今日は漫画の話をします。来年か再来年描く漫画の話です。なのでまだ全然構想中なのですが、「ボーイフレンド キムラ編」の方で「ジャンキーさん」というキャラを描こうと思っています。まぁ皆さんはまだ「ボーイフレンド キムラ編」を1話も読んでいないと思いますので(なぜならワシが作っていないからな)、ちょっと分からない部分もありますが、今考えている「ジャンキーさん」というキャラについてザッと書こうと思います。

 ジャンキーさんには「自我」がない。ある理由で自我を失ってしまった。

 自我というのは、皆さんのようなアーティストにとって重要な部分ではありますが、とても脆(もろ)く、壊れやすい。しかも一度壊れてしまった自我は、なかなか治らない、もしくは一生治らない。

 ジャンキーさんも同じで、何度も自我を維持しようとしたが、敢えなく失敗。なのでジャンキーさんは己の自我の変わりに「ライブ(観る方)」を自分の中に取り込んでいたんですね。ライブに行く楽しみを上書きすることで、何とか自分の心をキープしてきた。

 浜崎の「mimosa」って曲知ってる?人気あるみたいですね。多分あの曲は「真実」を語っているのが良いのだろうと思います。

 まぁ、ジャンキーさんはそれでずっとやってきたんだけど、それでもどこか不安定な要素も色々ある。なのでジャンキーさんはライブ以外でも自分なりの楽しみを作って生きてきたんですね。

 ところがね、人生というのは突然なことも起こるもので、今まで自分をキープしてきたものが止まってしまうことがあるんですね。ジャンキーさんとしても、それでは困るので、何かしようと思ってしたことが「漫画を描くこと」だったんですね。

 ただ、漫画を描くという行為は、アーティスト同様「自我」が必要なんだと思います。自我を失っていたジャンキーさんにはハードルが高く何を描いていいのかも分からない。そこでキムラさんが登場。ジャンキーさんに新たに「自我に変わるもの」与えるんですね。

 それが何なのか?

 最近ユーミンのオールナイトニッポンを聴いていて、その中でユーミンが長嶋茂雄さんのことを「支柱(文字合ってる?)」と言っていた。そうだ!キムラさんがジャンキーさんに与えた「自我に変わるもの」は「支柱」だったのだ!

 ジャンキーさんは、その支柱を頼りに漫画を描くことができたとさ!

 って話。

 これを漫画にしようと考えている。皆さんには「支柱となる人」がいますか?