「普通のこと」カテゴリーアーカイブ

バロメーター

 今日もこのバンドの話をしようと思う。

 僕は個人的には、このバンドは気に入っている。そしてもう一つそう言えるバロメーターというのがあって、それは変態(仮称)の出方である。

 たぶん変態(仮称)の場合、気に入らない場合、よく分からない「自我を発動」させると思う。ただこのバンドに関しては変態(仮称)は自我を発動させていない(どういうバロメーターじゃ!)。むしろ応援してるようにも思える。特に歌詞に関してはJoJoに良くなっていくのは分かり切っていることだ。

 ただ何かしらの手助けはJoJoに必要だと思う。あいにく僕はミュージシャンではないので手助けはできないし、変態(仮称)だと逆に自我が発動してしまうと思う(知らんけど)。

 誰かこのバンドに力を貸してくれる人いないかなぁ。

 そうだなぁ、かつての亀田誠治さんのように「我慢、忍耐、責任感」のあるベーシストで、結婚していて子どもがいる人がいいかもね。

 そんなバロメーターの人、どこかにいないかなぁ。。。

誰かの歌

 「預言」なんてものは本当に存在するのだろうか?

 ただ一昔前は音楽が「自分にとっての預言」だったのだろう。「教訓」とも言えるかもしれない。

 ユーミン、お正月に(酔っ払いながら)書いたお便りのこと覚えているでしょうか?最近、紅白歌合戦で福山雅治さんがおっしゃっていたことの意味が段々分かってきました。

 結局、「自分のための歌」。過去も現在も未来にも「自分のための歌」が存在する。それがある意味「予言」だったりするのでしょう。

 最近Apple Musicに再度登録し、適当に音楽をかけてみた。

 中島みゆきさんの曲をかけてみて、ふと思ったのが、「あっ、これユーミンのための曲じゃん!」て思った。ホレ!実際ライブで龍の背に乗ってたし(後頭部にも見えるが)。

 この歌詞をたどっていくと、まだまだ何かやらなきゃいけないことが沢山あるみたいです。武部さんも。

 今日はそれだけで〜す!!

増えるスマホ

 今日、会社からスマホを支給された。もちろん業務用である。これから私は自分のスマホと会社のスマホ2台持ち歩かなければならないらしい。

 現在持っている(通信可能な)スマホは4台。

ギャラクシーS23(メインスマホ、ahamo)

ギャラクシーS10(サブスマホ、POVO2.0)

iPhone16e(サブスマホ兼マンガ資料用、Ymobile)

ギャラクシーA32(会社スマホ、UQmobile)

 当初の予定ではiPhone16eをギャラクシーS10の代わりのサブスマホにしようと考えていたのだがYmobileにしてしまったので、POVO2.0が余ってもアレなので、ギャラクシーS10にPOVO2.0を挿したままである。POVO2.0を手持ちのWiFiルーターに挿して運用してもいいのだがスマホに挿した方が便利である。

 昔はスマホ1台所有するだけで精一杯だったのに、時代の流れというのは恐ろしいもので、今は用途別にスマホを用意できるらしい(ワシだけかもしれんが)。

 しかし、スマホというのは毎日充電しなければならないのが難点である。10日くらいもつスマホがあればいいのだが。

 4台運用。メインスマホのギャラクシーS23と会社用のギャラクシーA32は、毎日自分で充電作業をする。サブスマホのギャラクシーS10は車の充電器に挿したまま。iPhone16eは平日は持ち出さないので、普段はMac miniにつなげたままにする。

 さすがにもうスマホは増えないであろう。そう祈るわ!!

iPhoneとandroid

 ようやくiPhone 16eの設定が終わりました。PayPayの設定が上手くいかず戸惑っていたのですが「まぁいいや!どうせ使わんし」ということになりました。

 iPhoneを購入するのはiPhone 5S以来である。そこから今日に至るまでずっとandroidスマホを使ってきた(今でも使っているが)。

 そうですねぇ、まぁ、今やiPhoneもandroidも同じようなことができるから、普通に使用する分には別にどっちでもいいんだけど、ユーチューバーの「ぬふぬふさん」が言うようにアップル製品は「デバイスを連携」させてこそ進化を発揮するのでしょう(たぶん)。

 androidの場合はGoogleなので、「WEBを使って、どのデバイスでも使用できる」という点が優れていると思う。なのでiPhoneを買ったとしても結局グーグルマップやGメール、ユーチューブを入れている。WEBもChromeを使っていることが多い。iPhoneを買えばアップルのアプリとGoogleのアプリ両方使えるといえば使えるのだが、それが特別重要な事でもない。

 デバイス間連携。とりあえず外出時のテザリングは、スマホでテザリングの操作をせずにMacやiPadから操作できるのが良い。スマホからテザリングを毎回やっていたんじゃ、ちょっと面倒だったから。もちろんWiFiルーターを使えばアップル製品以外のデバイスにも自動的にテザリング状態にできるのだが(車内WiFiという製品も人気らしい)。

 まぁ、アップル製品のデバイス間連携は便利、でも他のモノで代替することも今の時代容易である。極端なことを言ってしまえば「スマホのカメラ機能を上げたいのなら、コンデジ買っても同じ」ということなのだが、、、まぁ、ちょっとした荷物が増えたりするからねぇ。SNS使う人ならスマホのカメラの方が使い勝手が良いと思うし。

 とりあえず、iPhone 16eでどこまでデバイス間連携が上手くできるのか試してみようと思う。ただメインスマホはandroidかなぁ。フラッグシップ寄りの端末だと価格と性能のバランスを合わせやすいと思う。結局どのデバイスからでもWEBからアクセスできる点もGoogleの強みだからなぁ。

iPhone 16eの運用の話

 今日は少しマニアックな話が含まれます。

 iPhone 16eを購入しました。Y-mobileで購入しました。

 当初はSIMフリーのiPhone 16eを買って、手持ちのPOVO2.0のSIMカード差してチビチビ使おうと思っていました。POVO2.0は通信容量をプリペイド方式のように購入できる。0円運用も可能。

 朝からヨドバシカメラに行き、店頭に置いてあるiPhone 16eを触りながら、あれやこれやと運用について考えていました。

 この端末、サブ機としてチビチビ運用するのなら「SIMフリー機+POVO2.0」でもいいのだが、そこそこ使うのであれば別にSIMフリー機ではなく、携帯キャリアで直接買ってもいいような気がしてきた。携帯キャリアと言ってもサブブランドの方(ahamo、povo、Y-mobile)で店舗型はY-mobileのみ。そちらで購入した方が安く買えるような気がしてきた。

 今回はサブ機の購入なので、MNPなどしなくていいし(電話しないので)、常に新規で買える状態。そこそこ運用していくのであれば、なんだかY-mobileで新規購入しても別にいいような気がした。

 iPhone 16eは内蔵モデムが「C1」と呼ばれるアップル独自モデムらしい。対応バンド(周波数帯)はドコモ回線以外(auかソフトバンク回線)なら良いと思っていたので、今まで一度も通信の実験をしたことがないY-mobileを使ってみようと思った。

 Y-mobileはサブブランドでも店舗型ということもあり、ahamoやPOVO2.0よりも若干割高になるのですが「まっ、いいや!」ってノリで購入。

 このiPhone 16e、さてどのように運用していこう。もちろんサブ機という役割もあるのですが、それ以外の用途では「漫画の資料集め用端末」にしようと思っています。漫画を作るデバイスは全てアップル製品ということもあり、デバイス間でシームレスな連携が可能。

 僕の場合、職業クリエイターではないので、状況に応じて使用するデバイスが違ってきます。もし漫画を描いていなければ、これらのデバイスだけで事足ります。

 結構使い込んでて汚いのですが、AndroidスマホとChromebookとWindowsPCだけあれば、まぁ特に困らない。Chromebookはコンテンツ消費とブログ用ですが。

 たぶん自分の感覚的なもので、「創作者の自分」と「日常の自分」を分けた方が、心理的に楽なのかもしれません。例えて言うなら「Perfumeのかしゆかさん」と「news zeroのかしゆかさん」みたいなもので、それぞれ別々の能力を必要とするということです。「創作者の自分」と「日常の自分」を混ぜてしまわないようにするために、iPhone 16e側に「創作者の自分」のための資料を多少ブッコンでもいいのかな。ただ実際には思いついたらどのデバイスでもやってしまいますけどね。

 やれやれダゼ!

 まぁ、色々書きましたが「単純にiPhone を欲しかっただけ」かもしれないかもね(・ω・)。

 そんなもんっすよ!!ハハハ(*^^*)

NAEBA 2025の感想

 今日はちょっと早いけど「NAEBA 2025の感想」を書きます。「Y-topiaの感想」も含めてね。

 まずは、ユーミン、松任谷正隆さん、武部聡志さん、小田原豊さん、今井マサキさん、遠山哲朗さん、浜崎賢太さん、小林香織さん、佐々木詩織さん、スタッフの皆さん、学生スタッフの皆さん、お疲れ様でした。とっても良いライブでした。今年のY-topiaもとっても楽しかったです。

 まずは何を書こうか。と考えていたのですが。とりあえず上記の「おじさま方」の言葉を代弁してみようと思いました。Y-topiaのVTRを観ていて、たぶん「おじさま方」は、こう言いたいのかな?間違っていたら申し訳ないのですが、

 「佐々木詩織さんのパフォーマンスはとても良かった」っていうことを言いたいのだと思うのですが、いかがでしょうか?合ってますか?

 僕はミュージシャンではないので、ミュージシャン仲間同士の言い回しというものは、よく分からないのですが、Y-topiaを観ていると何となく「おじさま方」が佐々木詩織さんをゴリ押ししているように見えたので、たぶんミュージシャン仲間的には佐々木詩織さんのパフォーマンスは最高だったのでしょう。

 僕も最終日のライブを観る前までは「おじさま方」につられて、そのように書こうと思っていました。ただ実際フタを開けてみると、確かに佐々木詩織さんのパフォーマンスもとても良かったのですが、皆さんのパフォーマンスも良かったです(正直だろ)。そりゃメンツがメンツだけに、、、そうなります。てか結果的に「おじさま方」が一番目立っていたのかもしれません(・ω・)

 さて、ユーミン。僕はよく「ユーミンに心を読まれているのではないか?」と思う時があります。ライブもそうですが、ラジオでも「描く前の漫画の内容まで言わんでくれ!!」って勝手に焦ることもありました。たぶん僕にも若干そんな力があるのかもしれませんがユーミンには到底かなわないです。

 僕はある時、変態(仮称)が結婚してしまった時、すっかり動揺してしまって、真っ先にお便りを書いたのはユーミンでした。きっと何となく僕は「ユーミンなら助けてくれる!」と思ったのでしょう。その時のタイミングみたいなものもあったのか、Twitterで「Y-topia」の宣伝をしていました。「こんな楽しいコンテンツがあるのか!!」って思いましたよ^_^。それから毎年Y-topiaの配信を観ています。

 あの時、ユーミンに書いたお便りの中で、一つだけ書いてなかったことがあります。僕はたぶん変態(仮称)が結婚したことよりも、その時変態(仮称)が喋っていた「言葉」の方が気になっていたのかも知れません。

 この本の57ページあたりかな。

 もしかしたら全然違っていたのかもしれませんが、その時はそう思ったんですね。「書き過ぎた」と。

 普通なら僕はそんなところでは全然何とも思わない(むしろ嬉しい)のですが、あの状況だとやはり難しい。なので離れることにしたんです。つまり「書かなくなった」っていうことです。KANさんが亡くなる前までは。

 今回のライブやY-topiaを経て、僕も亡くなった人のために何かしようと思いました。

 思いつきではありますが(^_^;)

 「ボーイフレンド キムラ編」という漫画を描きます。これは本編の続きの話になるのですが、内容と登場人物と世界が違うので、このようにします。ちなみに僕は「番外編」という漫画も描いているのですが、あれはダジャレづくしの漫画で、ひたすらダジャレを言いまくる仕様になっております(結構難しいんだけどね)

 「ボーイフレンド キムラ編」。まだプロットもアウトラインも作っていないのですが、大体の構想は頭に入っており、最初の登場人物は「キムラさん、三人組の女性、ショウさん、ジュリちゃん」といったキャラです。シバキなどはありませんが「決め台詞」みたいのはあります。

 そんな感じで(どんな感じじゃ!)、来年もY-topiaヨロシク!!

 武部さんは、ずっと松任谷夫妻を守ってあげてくださいね!

サブ機

 ちょっと前から考えていたことなのだが、今年のどこかで「サブ機のスマホ」を買い替えてやろうと思っている。

 今使用しているスマホは、メイン機はサムスンの「ギャラクシーS23」、サブ機はこれまたサムスンの「ギャラクシーS10」である。サブ機のギャラクシーS10は元々はメイン機だったのだがバッテリーがヘタってきたのでサブ機にまわした。

 ただやはり、いくらサブ機とはいえもう5、6年くらいは経っている。そろそろ替えようかなぁ。でもメイン機のギャラクシーS23は去年買ったばかりの端末で全然余裕なので、まだサブ機にする必要はないだろう。

 そもそも何故サブ機が必要なのだろう?ちなみに僕はサブスマホで電話をしたこともないのだが。

 それは単純に「便利だから」ということのみである。

 皆さんも経験したことがあると思うのですが、僕はよくスマホがどこへ行ったのか分からなくなる時があります。最近ではスマートウォッチで音を鳴らして見つけることが多いのですが、近くにない場合、やはりもう一台のスマホで探した方が良い。あとは旅先でメインスマホのバッテリーが切れかけている時にサブ機があると便利だった。

 まぁ、あとスマホではないのですが、最近ようやくipadmini(WiFi)を購入して、ipadAir(13インチ)やMacbookAirのサブディスプレイに使用しています。

 ただサブ機というのは、選ぶのに結構考える。単純に以前メイン機で使用してたものを使いまわすのであれば、さほど考えることもないのですが、サブ機用の端末として選ぶのは難しい。ipadminiも実はユーチューバーの「ぬふぬふさん」の動画で「気になるなら買っちゃいなよ!」の言葉で購入を決めたようなものである。

 サブ機は現状のメイン機ほどのスペックはいらない。ただ長く使用するので、せめてチップ性能だけは最新に近い端末を買っておいた方が良いと思う。

 スマホのサブ機の話に戻ろう。

 スマホのサブ機、ちょっと前までは「iPhone SE」でも買おうかと思っていたのですが、 iPhone SEはやっぱ小さいかなぁ。使用範囲もかなり狭まってしまうような気がした。とはいえAndroidのミドル機だとチップが少々古いような、、、同じ価格帯だとiPhone SEの方がサクサク動く気もするしなぁ。

 そこで最近気になるのは、世間様が全然興味がないと思われる(知らんけど)「iPhone16e」。皆さんもiPhone16eにはあまり興味ないでしょ。

 ただこの端末、サブ機だと割り切って使うには結構良い端末のように思える。チップも最新だし。「価格が高い」との声も耳にするが、それは使用年数次第かな。6年くらい使うのであれば別に高い端末でもあるまい。サブ機としてのスペックは満たしているんだよねぇ。つまり「無駄な装備がない端末」だと思う。さすがにメイン機にするには微妙な端末だが(絶対カメラには不満をおぼえるだろうしね)。

第三の世界

 今日は、今後の漫画の進め方についての話をしようと思います。

 その前に、西脇綾香さん、あーちゃん、お誕生日おめでとうございます。

 さて、本題に入ります。僕の漫画は現在「二つのストーリーを同じ時系列で進行」させて描いていますが、そこにもうひとつストーリーを作ろうかと思っています。

 あまりにも色んなストーリーを入れてしまうと、全体的になかなか進まない漫画になってしまうので、ちょっと迷っていました。ちょいちょい入れたとしても、なんか「マルサの女」みたいになってしまうしなぁ(皆さんもマルサには気をつけてくださいね)。

 もうひとつのストーリーは、時系列とはちょっと違うストーリーを作ろうと思っています。初回のタイトルは「夢で逢えたら(仮)」にしようと考えています。内容としては「夢の国の話」です。ちなみに鈴木雅之さんは登場しません。中心となるキャラクターは「3人組の女性達」です。なのでその方達は、それなりにダジャレを磨いて貰えれば助かります。そうでなければシバかれますので注意してくださいね。

 ちなみに、どうでもいい話なのですが、今日は久しぶりに温水プールに行ってきました。しばらく気管支喘息のため行けなかったのですが、ようやく喘息も落ち着き、落ちた肺活量を強化しようと思います(行くのは休みの日だけだけどね)。

 

夢の続きの続き

 今日僕が書く内容はフィクションです。なので「ちょっとした文章による創作」だと思っていただければ幸いです。

 僕はここで漫画を描いて、それを読んだ人もまた何かしらの演出や創作をしてくれていたのかな?もちろんそれを願っている部分もあります。もしかしたらKANさんも自身のライブでそんな演出をしてくれていたのだろうか。。。

 ところで、僕がアナタにあの時、KANさんのことでお便りを送った時のことを覚えていますか?その理由はなぜだったか分かりますか?

 それはね、アナタがラジオ番組でKANさんのことを話すたんびに「メソメソメソメソ」していたからです。たぶんアナタの方が僕以上に辛い気持ちだったように思えてしまい、気がついたらアナタにお便りを送っていました。

 僕自身も「なぜもっと早く気が付かなかったのだろう?」という気持ちがありました。ただやはりアナタにお便りで書いた通り「分からなかった」んだと思います。さらにユーミンがライブでおっしゃっていた気持ちもあったんだと思います。

 それに対してのアナタの答えを僕の想像で書きますと「それでいい、それがいい、なぜなら「私もあなたにはなれない」のだから」でよろしいでしょうか?なのであの曲は「僕のための曲」だと勝手に思っています。そしてこの曲を聴いて僕が最初に思い出だすのは「KANさん」です。

 もちろん、それはそれで違う理由で作られたんだと思いますが、紅白歌合戦での「福山雅治さん風」に書いてみました。「これは自分の歌だ!」とね。

 そう考えると、もしかしたら僕の漫画をKANさんが読んでいて「これは俺の漫画だ!」と思って、そのような演出をしてくれていたのかもしれません。だとしたら僕が分からなかったのも頷(うなず)けます。

 最後までお茶目な人ですね。

夢の続き

 先日「NET REZORT IN NAEBA 2025」でユーミンのライブを観ました。今日はその感想を書きます。とはいえ、まだライブは続いているのでネタバレしない程度に書こうと思います。

 そうですねぇ、、、一言で言ってしまうと「自分のためのライブ」だと思いました。実際はそういうわけではないのですが、何となく自分がどうすればいいのか分かった気がします。

 自分のことを書きますと、僕は一日に何度も「KANというミュージシャン」のことを考えてしまいます。今となっては特に悲しいとか寂しいというマイナスの気持ちにはならず、ただ、ふと考えてしまうのです。

 漫画「ボーイフレンド 18話」。あれは冗談ぽく描いてはいるものの、自分の中では結構感情移入してしまっている作品で、リアルの世界でも、途中までは上手くいっているものだと信じていました。ただ現実にはそうはならず、何か強い敗北感のようなものを感じていたんです。昔、格闘家の昇侍さんが、朝倉海さんの代わりに出場した試合で負けてしまった時に「漫画のヒーローのようにはなれなかった」言っていたことが思いだされ、創作はリアルには勝てないものだとしばらく思っていました。

 しかしそんな自分の感情を吹き飛ばしてくれたのは「映画 名探偵コナン 100万ドルの五稜星」。あの作品で函館の街がまた潤いだした光景を見て、創作の凄さを感じました。あの作品で自分の気持ちも救われました。

 とはいえ、その後の自分の描く漫画には、それほど感情移入せず読み手の捉え方に任せるような描き方にしています。やはり自分が自分の漫画に感情移入し過ぎると、そうならなかった時の反動がハンパない。

 まぁ、大体そんな感じで、自分の中では今はもう深い悲しみは苦しみはありません。ただでも、いつもKANというミュージシャンのことを考えてしまうのです。これについて、このことが、どのようなことなのか、よく分かりませんでしたが、先日のユーミンのライブを観て「夢の続きを描いてもいいのかな」という気持ちになりました。つまり自分の漫画で「キムラさん」をまた描こうかな(ちょいちょい描いてはいるのですが、紙幣とかで)。

 もし描くとしたら、本編にしようか、番外編にしようか考えてしまいますね。本編にいきなり登場させるよりは、本当に夢の中の物語を入れてもいいかもしれません。まぁそれは追々考えます。