「マンガ」カテゴリーアーカイブ

板タブ

 昨日、ツクモに行って、「xppen magic drawing pad」というデバイスを見に行ってきた。

 運良く展示品があったので、しばらく触って感触を確かめていた。最近ラフ画を描けるようなデバイスがないか探していたので、新製品の「xppen magic drawing pad」がどんな感じか実機を触りたかったのだ。

 そうですね、、、傾き検知がないのは、ちょっと気になるけど、調整できるみたいだし、カーソルを見て描けば慣れるレベルだと思った。ガラス面の加工のされ方が、うつり込みも少なく素晴らしいと思った。

ペーパーライクフィルムなしでも描けるようにガラスが加工されているのも良い。ただラフ画を描くだけには少々値段が高い。

 スペックはそれほど高くはないのでガチで描くには微妙。もう少し価格が下がったらまた考えてみようと思う。

 世の中にはipadでお絵かきをする人が多いらしい。ただ今日見た「xppen magic drawing pad」よりも格段と値段が高い。なのでipadなら漫画を完結させるだけのスペックを求めてしまう。一番価格の安いipad proで良いと思うのだが、ある情報筋によるとipad proでも漫画のレイヤーが増えると遅延が発生するのだとか。メモリ(RAM)を16ギガまで上げれば何とか・・・実際RAM16ギガのipad pro(12.9インチ)がいくらするのかというと、308,800円らしい。そこにアップルケアやペンシル代を入れると、かなり高い金額になる(パソコンか液タブ買った方が良い)。まぁ、あくまでRAMが足りない場合の話であるが、とはいえ高いなぁ。

 やっぱ今ある物でいいやぁ、と思った場合、のんびり横になりながら安定して描ける「板タブ」でいいと思った(ノートパソコンのキーボードの上に板タブを置いている)。おそらく横になりながらのipadは経験上厳しい(手で持っていると重いので)。なので今は漫画のネームを描くのは板タブでもいいんじゃないかと思って使用している。下描きやペン入れになってくると液タブの方が速いのだが、ネームは描く速さとかではないので、とりあえず楽な体勢でリラックスして描きたいものだ。

 板タブは人によっては覚えるのが難しいと言われているのだが、僕の場合速さを求めないのであれば板タブでもよかったりもする(安いし)。まぁどちらが良いも悪いもないものだ。シンベとエレべみたいなものかもしれない。

最近の思考回路

 今は漫画も完成したので、少しゆっくりしています。

 今回の漫画はストーリAで6ページ、ストーリBで20ページだったので、ページ数も少し多めでした。次は20ページくらいで行こうと思います。

 ここ最近は次のストーリーや、この先のキャラについて考えています。

 まだ全然構想中なのですが、どこかの段階で新キャラを登場させようと思っています。

 まぁ、常に新キャラは出しているのですが、ずっと考え中のキャラってのもあるんですね。

その中で、表紙に描くキャラとストーリーに入れるキャラを分けていくのですが、今ちょっと、どちらにしようか迷っているキャラがいます。「キリ子」って言うキャラなんですが、そのキャラの性格や言葉などを考えるのが難しくてねぇ。。

 次のキャラは、漫画家の「ヒカル」というキャラ。さっき考えたばかりなのですが、おそらくキャラとしてはストーリーにブッコンでも大丈夫だと思うのですが、問題は「どこで入れるのか?」という部分ですね。もしかしたら「番外編」になるかもしれないですが、ちょっと分からないです。

 そして、最後は探偵役か刑事役で「アキナ」というキャラを考えています。ただこれも構想中で、そもそも私にそのストーリーを「名探偵コナン」君みたいに作れるかどうか分からない。

 とりあえず今分かっている内容としては、次の漫画は大木常五郎が登場します。

よろしく!!

漫画の進み具合

 今回の漫画は4月半ばくらいにアップする予定です。

 あとはほとんど背景なのですが、今回の背景はちょっと時間がかかりそうです。いつも文章から書いてそれを絵にするものですから、ネームを描いているうちに「これ描けるのだろうか?」と思ってしまう。頭にあるものと実際に描くのとでは違うものですね。そうやって新しい絵を描くのにチャレンジできるメリットはあるのですが、今回は背景描写が少し多い。資料を見ながら、パース線を引きながら「あーでもないこーでもない」しております。

 最近キャラの絵を描くときに、よく「左右反転」機能を使うようになりました。イラストレーターさんがよく使う機能なのですが、手を描く時に左右それぞれの向きで描くよりも、左右反転機能を使った方が描きやすい時もある。あと左右反転機能を使えば自分の絵の左右の偏りグセにも気づくことができるので重宝しています。

 それでは〜!

 

漫画の表紙②

 漫画の表紙はこれで行こうと思います。

 背景のデザインがなかなか思いつかず何パターンか試してみて、結局こんな感じに落ち着きました。

 一応これで表紙は完成とします。

 「漫画の出来上がりと同時に出せばいいのでは?」とも思ったのですが、漫画自体の制作はもうしばらくかかるので、とりあえず表紙を先に上げときました。実際の漫画の表紙はもう少し解像度が低くなると思います。なので解像度が高いイラスト等は絵としても楽しめるように、漫画とは別にSNS等で上げていこうと思っています。

復活の呪文

ゆうて いみや おうきむ

こうほ りいゆ うじとり

やまあ きらぺ ぺぺぺぺ

ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ

ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ

ここ最近のニュース。

皆さんもご存知のとおり、先日漫画家の鳥山明先生がお亡くなりになったそうです。

 世界中の悲しみとは裏腹に、僕としては、ただただ「驚いた」「びっくりした」といった気持ちです。

 「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」、リアルタイムで読んでいたし、アニメも観ていました。それとは逆に鳥山先生ご本人については何にも知らず、、、実際、鳥山先生自身もプライベートについては、ほとんど明かしていなかったようです。なので世界中が言うほど自分はそれほど「悲しい」という気持ちではない(そうなれない)。

 先生の作品については、僕は絶賛影響を受けまくっており、キャラの表情の描き方、絵の見やすさなどは結構参考にしています。

 漫画というのは基本白黒二階調しか使えません(カラー漫画は別)。絵はキャンバスに描く情報量が多いほど良い絵のように思われるところがあるようなのですが、白黒二階調しか使えない漫画で情報量を多くすると逆に見づらいような印象があると思うのです。

 鳥山先生の絵は、そこんところが、とても見やすいのです。一見シンプルなように見えて実はそうではない。

 それに鳥山作品はスクリーントーンをそれほど多く使用していないようにも思えました。もちろんアナログ時代ですとスクリーントーンの貼り付けは大変な作業という背景もありますが、それにしても、ほぼほぼペンだけでよくここまで見やすい絵が描けるものだと思う。

 世界中が悲しんでいる中、申し訳ないのですが、鳥山明先生の作品はこの先も、ずーと残って生きます。僕は今後も鳥山作品の影響を受け続けます!

 よろしく!!

伏線と伏線回収

 今日も何気に漫画を描いていました。

 漫画というのは面白いもので、まずそこに「伏線」が作られ、そしてその「伏線回収」が行われる。

 漫画に限らずですけどね。

 ただ、この「伏線」と「伏線回収」という行為、漫画の世界のことだけとは限らない。

 つい最近、このブログでも紹介した漫画の表紙のイラスト。Xでも上げているのだが、思っていたより見る人がいるのかな?個人的には最低5人くらいに見てもらえれば頑張れるタイプなのですが。

 あの表紙のイラスト。特にこれまで、ああいったイラストの練習なんて、ほとんどやってこなかったのですが、自分でも意外と上手く描けたような気がする。

 あんな感じで描けたのは、おそらく漫画を描いていたからなのでしょう。つまり漫画が表紙のイラストを描くための「伏線」となり、イラストを描くことが「伏線回収」となっていたような気がします。

 もしかしたら、過去にやってきた何かが自分の伏線となり、別の形で伏線回収されていることもあるのかもしれませんね。

 

漫画の表紙

 漫画の表紙が一応できました。

 後々、微調整などもありますが、とりあえずこんな感じで行こうと思います。

 なかなか一枚絵を描くことがなかったのですが、漫画の表紙として描いてみると、なんとなく描けるものだ。たぶん漫画の表紙ではない一枚絵を描くとしたら風景画を描いているのかもしれません。

 ちなみにこの表紙にはモデルが存在します。なので次の漫画の表紙はどうなるのか、察しがついてしまうかもしれませんね。

 表紙の説明をします。

 おおよその輪郭は「目トレース」によるものが多いです。なので漫画のように構図や角度を考えない分負担は少なかったです。全体的な色は「配色アイデア帳」に載っている色番号と、写真から色をスポイトで抽出しました。レイヤー構成は教本を参考にしました。

 当初、漫画のようにペン入れをしてから色を塗っていたのですが、髪の毛などに主線があると輪郭が目立ってしまう。なのでそこはペン入れの線を消して髪の毛を足しました。唇も同様に主線を消してから塗り直しました。

 服の色と背景の色は、肌の色に合わせて「配色アイデア帳」からいい感じのバランスになるような色番号を選び、少し調整しました。

 で、今アップしているものは、実際のスケールのものではなく、原稿のスケールに基本枠(内側の線)、断ち切り線(外側の四隅の線)などが入っています。基本枠は今回は漫画のような枠線がないので使用しない。なので実際には裁ち切り線までの範囲となります。

 多分このような感じになるでしょう。

 まだまだ本文が出来上がっていないので、リリースまで少々(だいぶ)お待ちください。

 よろしく!!

 

 

制作の序盤・中盤・終盤

 今日はタイトル通り「制作の序盤・中盤・終盤」の話を書こうと思う。

皆さんは制作をするにあたり、どのような進め方をしていますか?

 ここ最近、YouTubeで「MacとWindowsの違い」に関する動画を観ていたら、このような動画を上げている方がいました。

 その中で、この方は制作に使用するデバイスを序盤と終盤に分けていたので、僕も少し頭の中を整理してみようと思いました。

 それがこれ、

 こうして観てみると、自分の制作の序盤は、何だか「日常」みたいである。

 もう少し細かい説明をしてみる。

・中盤のパソコンは元々は制作の終盤に使用していたのだが、漫画のページ数やレイヤーが多くなるにつれて、液タブでの描画中に遅延が起こるようになった。なのでスペックの高いパソコンを新たに導入した。

・終盤のパソコンは漫画制作以外のことはしておらず、液タブを使用しないときには、ほとんど電源すら入れない。

・Windowsパソコンは中盤、終盤ともにゲーミングパソコンである。元々コロナ禍でゲームをする目的で買ったのだが、いつの間にか漫画を描くようになった。制作のみならMacでもいいのでは?と思い、ここ最近Macについて調べていたのだが、制作途中で3DCGを使いパースの確認とかもする時があるので、結局グラボ(グラフィックボード)が入っているWindowsパソコンのままで良いと思った。

・序盤のChromebookであるが、別にiPadでもいいような感覚もある。

 しかしChromebookの場合、Flipタイプの回転式の2in1で、タッチパネルがついて、ペンも使えて、全然安いので特に違和感なく使えている。

 ただChromebookの場合、スペックを確認して買わないと、メチャクチャ遅い端末を買ってしまう恐れがあるので注意が必要。Windowsでもそういうことがあると思う。そこを考えるのが面倒な場合は、MacやiPadを購入した方が楽だと思う。

・スマホはGalaxyS23である。元々GalaxyS10を持っていたのだが、バッテリーがもたなくなってきたので最近購入した。Galaxyには折りたたみタイプやペン付きのものもあるので色々迷ったのだが、どれもみな同じようなCPUを使用しているみたいで、ハードのデザインが違うものだと思った。となった場合、自分は耐久性とコストパフォーマンスで。シンプルなタイプを選ぶことにした。

・制作のアイデアはやはり、普段どのようなものを観たり、聴いたり、読んだり、体験したりで決まるような部分もあるのかもしれない。

 と、まぁ、こんな感じなのだが、皆さんはどんな感じですか?

 ちなみに、このブログはほとんどChromebookで書いている。

漫画の報告

 今描いている漫画は、ページ数が26ページ、それにカラー表紙が付きます。
カラー表紙は、とりあえず表表紙1枚だけ構想があるのですが、それ以外は考え中です。
普通の漫画の表紙とは違い、本編とは別のキャラクターを描く予定です。本編ではストーリー上、なかなか描けないキャラってのもいるわけです。

 そんな感じです。

 ヨロシクー!!