「マンガ」カテゴリーアーカイブ

モバイル

 ちょうど家に余っている液タブとノートパソコンがあった(液晶が割れているのだが)ので、明日から自分が外で絵を描くのか試してみることにした。車の中限定だけどね。

 とりあえず、毎回液タブとノートパソコン両方を持って車に搬入するのが面倒なので、液タブだけ車の中に置きっぱにしようと思う。専用ケースに入れてはいるが車内の暑さ(もしくは寒さ)による影響がどのくらいあるか分からない。

 ipadを代表とするモバイルお絵かきデバイスは色々出ているのだが、本当に外で使用するのだろうか?実際そうしている人をあまり見たことがない。まぁモバイル環境と言っても色々あり、ホテルだったり、休憩所だったり、カフェだったり、、、きっとそこに「スキマ時間」のようなものが存在していて、その時間を埋めて効率化をはかっているのかもしれない。

 自分にそんなスキマ時間なんてあるのだろうか?それがモバイルお絵かきデバイスに今ひとつ踏み込めない要因の1つなのかもしれない(そこに投資するのもアレだし)。大体車にいる時には普通に車を運転しているし、カフェとかも行かないしなぁ。

 だから外に出歩く時には、あまり荷物を持たないようにしている(使わないものを持ち歩いてどうすんだい?!みたいな)。

 ただガチの絵師というのは、どこでも絵を描いているところもあるのだ。以前行ったコミケでも漫画本を販売しながら絵を描いている人もいたしなぁ。まぁそれもスキマ時間があるということなのだろうけど。

 難しいところだ。スキマ時間を利用して描くというのも効率的だと思うが、逆にスキマ時間を作らないようにして時間短縮するっていうのもアリだしなぁ。ただそれはきっと、それぞれの環境によるところもあるからなぁ。自分は後者なのかもしれない。

 モバイルデバイスについて考えてみると、やはりモバイルデバイスは基本効率化させるためのツールなんだと思うのだが、やはり一度外に出てしまえば、そうもいかないことも多々ある(つまり余分な時間ができる)。そこを埋めるためにモバイルお絵かきデバイスを使用しているのだろうか?逆にあえてそのための時間を作っているという線もありうるしなぁ。気分もあるし。ガチ絵師はどこでも描くと思う。

 もちろん「そんなこと自由にすればいいじゃん!!」みたいなところもあるのだが、あえてやってみたら何らかの発見があるかもしれないので実験するのもアリだ。自分にとっては「自由=好奇心」である。「もっと好奇心をそそるのだ!!」「ライブ前の自由とライブ中の自由は違うのだ!」「ライブ中の自由とは、いかに好奇心をそそるようなことができるのか!」なのだ!

 じゃぁ、ヨロシク( `・∀・´)ノ140

 

たいせ〜

 最近、漫画を作る環境も少しずつ変わってきました。

 描き方、生活スタイル、疲労などを考慮しながら、いろんな描き方を試すようにしています。

 以前は、デスクの液タブ一台で全てを描いていたのですが、ずっとデスクの椅子に座りっぱなしで漫画を描くというのも大変。椅子の座り心地などもありますが、もう少しいろんな体勢で描けるようにしています。

 現在はパソコン4台を使って漫画を描いています。

1,デスクA液タブ(21インチ)

2,デスクB板タブ(21インチ)

3,寝ながら液タブ(15インチ)

4、寝ながら板タブ(15インチ)

それぞれクラウドにつないで、同期して描いています。なのでちゃんと同期されているか心配なところもありますが、慎重にアップロード、ダウンロードしながら使用しています。

 やはり疲れている時には横になった方がいい。しかし漫画は進めなくてはならない。

資料などを使っている時には、デスクに座らないとやりずらいのですが、それ以外の時は横になりながら楽な体勢で描いています。寝ながらの液タブ、板タブは、15インチはあった方が良い。

 こうやっていると、なんとなくモバイル(外)環境での描き方も気になってくるのであるが、今のところなかなか構築できておらず、本当にモバイル環境での制作環境が必要なのかも分からない。

 ただなんとなく市場を見渡すとモバイル環境での絵描きデバイスが増えてきているようにも思える。

以前書いた「xppen magic drawing pad」、「Wacom movink 13」、そして最近発売した「ipadAir、ipad Proの13インチ」。

「Wacom movink 13」に関してはパソコン接続必須だが、重量の軽いパソコンであれば問題ないように思える。しかし、気軽にすぐ描くのなら「xppen magic drawing pad」かipad。重いデータを扱うのならipadといったところなのだろう。しかしipadは高いし、(漫画を描く)マシンスペックがairでもいけるのかどうか分からない。やはり「Wacom movink 13」の方がパソコン側の仕様を見て想像しやすいし、最終的な満足度(コストと性能、描き心地)も高い気がする。「Wacom movink 13」が店舗で発売されたら見に行ってこようと思う。

板タブ

 昨日、ツクモに行って、「xppen magic drawing pad」というデバイスを見に行ってきた。

 運良く展示品があったので、しばらく触って感触を確かめていた。最近ラフ画を描けるようなデバイスがないか探していたので、新製品の「xppen magic drawing pad」がどんな感じか実機を触りたかったのだ。

 そうですね、、、傾き検知がないのは、ちょっと気になるけど、調整できるみたいだし、カーソルを見て描けば慣れるレベルだと思った。ガラス面の加工のされ方が、うつり込みも少なく素晴らしいと思った。

ペーパーライクフィルムなしでも描けるようにガラスが加工されているのも良い。ただラフ画を描くだけには少々値段が高い。

 スペックはそれほど高くはないのでガチで描くには微妙。もう少し価格が下がったらまた考えてみようと思う。

 世の中にはipadでお絵かきをする人が多いらしい。ただ今日見た「xppen magic drawing pad」よりも格段と値段が高い。なのでipadなら漫画を完結させるだけのスペックを求めてしまう。一番価格の安いipad proで良いと思うのだが、ある情報筋によるとipad proでも漫画のレイヤーが増えると遅延が発生するのだとか。メモリ(RAM)を16ギガまで上げれば何とか・・・実際RAM16ギガのipad pro(12.9インチ)がいくらするのかというと、308,800円らしい。そこにアップルケアやペンシル代を入れると、かなり高い金額になる(パソコンか液タブ買った方が良い)。まぁ、あくまでRAMが足りない場合の話であるが、とはいえ高いなぁ。

 やっぱ今ある物でいいやぁ、と思った場合、のんびり横になりながら安定して描ける「板タブ」でいいと思った(ノートパソコンのキーボードの上に板タブを置いている)。おそらく横になりながらのipadは経験上厳しい(手で持っていると重いので)。なので今は漫画のネームを描くのは板タブでもいいんじゃないかと思って使用している。下描きやペン入れになってくると液タブの方が速いのだが、ネームは描く速さとかではないので、とりあえず楽な体勢でリラックスして描きたいものだ。

 板タブは人によっては覚えるのが難しいと言われているのだが、僕の場合速さを求めないのであれば板タブでもよかったりもする(安いし)。まぁどちらが良いも悪いもないものだ。シンベとエレべみたいなものかもしれない。

最近の思考回路

 今は漫画も完成したので、少しゆっくりしています。

 今回の漫画はストーリAで6ページ、ストーリBで20ページだったので、ページ数も少し多めでした。次は20ページくらいで行こうと思います。

 ここ最近は次のストーリーや、この先のキャラについて考えています。

 まだ全然構想中なのですが、どこかの段階で新キャラを登場させようと思っています。

 まぁ、常に新キャラは出しているのですが、ずっと考え中のキャラってのもあるんですね。

その中で、表紙に描くキャラとストーリーに入れるキャラを分けていくのですが、今ちょっと、どちらにしようか迷っているキャラがいます。「キリ子」って言うキャラなんですが、そのキャラの性格や言葉などを考えるのが難しくてねぇ。。

 次のキャラは、漫画家の「ヒカル」というキャラ。さっき考えたばかりなのですが、おそらくキャラとしてはストーリーにブッコンでも大丈夫だと思うのですが、問題は「どこで入れるのか?」という部分ですね。もしかしたら「番外編」になるかもしれないですが、ちょっと分からないです。

 そして、最後は探偵役か刑事役で「アキナ」というキャラを考えています。ただこれも構想中で、そもそも私にそのストーリーを「名探偵コナン」君みたいに作れるかどうか分からない。

 とりあえず今分かっている内容としては、次の漫画は大木常五郎が登場します。

よろしく!!

漫画の進み具合

 今回の漫画は4月半ばくらいにアップする予定です。

 あとはほとんど背景なのですが、今回の背景はちょっと時間がかかりそうです。いつも文章から書いてそれを絵にするものですから、ネームを描いているうちに「これ描けるのだろうか?」と思ってしまう。頭にあるものと実際に描くのとでは違うものですね。そうやって新しい絵を描くのにチャレンジできるメリットはあるのですが、今回は背景描写が少し多い。資料を見ながら、パース線を引きながら「あーでもないこーでもない」しております。

 最近キャラの絵を描くときに、よく「左右反転」機能を使うようになりました。イラストレーターさんがよく使う機能なのですが、手を描く時に左右それぞれの向きで描くよりも、左右反転機能を使った方が描きやすい時もある。あと左右反転機能を使えば自分の絵の左右の偏りグセにも気づくことができるので重宝しています。

 それでは〜!

 

漫画の表紙②

 漫画の表紙はこれで行こうと思います。

 背景のデザインがなかなか思いつかず何パターンか試してみて、結局こんな感じに落ち着きました。

 一応これで表紙は完成とします。

 「漫画の出来上がりと同時に出せばいいのでは?」とも思ったのですが、漫画自体の制作はもうしばらくかかるので、とりあえず表紙を先に上げときました。実際の漫画の表紙はもう少し解像度が低くなると思います。なので解像度が高いイラスト等は絵としても楽しめるように、漫画とは別にSNS等で上げていこうと思っています。

復活の呪文

ゆうて いみや おうきむ

こうほ りいゆ うじとり

やまあ きらぺ ぺぺぺぺ

ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ

ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ

ここ最近のニュース。

皆さんもご存知のとおり、先日漫画家の鳥山明先生がお亡くなりになったそうです。

 世界中の悲しみとは裏腹に、僕としては、ただただ「驚いた」「びっくりした」といった気持ちです。

 「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」、リアルタイムで読んでいたし、アニメも観ていました。それとは逆に鳥山先生ご本人については何にも知らず、、、実際、鳥山先生自身もプライベートについては、ほとんど明かしていなかったようです。なので世界中が言うほど自分はそれほど「悲しい」という気持ちではない(そうなれない)。

 先生の作品については、僕は絶賛影響を受けまくっており、キャラの表情の描き方、絵の見やすさなどは結構参考にしています。

 漫画というのは基本白黒二階調しか使えません(カラー漫画は別)。絵はキャンバスに描く情報量が多いほど良い絵のように思われるところがあるようなのですが、白黒二階調しか使えない漫画で情報量を多くすると逆に見づらいような印象があると思うのです。

 鳥山先生の絵は、そこんところが、とても見やすいのです。一見シンプルなように見えて実はそうではない。

 それに鳥山作品はスクリーントーンをそれほど多く使用していないようにも思えました。もちろんアナログ時代ですとスクリーントーンの貼り付けは大変な作業という背景もありますが、それにしても、ほぼほぼペンだけでよくここまで見やすい絵が描けるものだと思う。

 世界中が悲しんでいる中、申し訳ないのですが、鳥山明先生の作品はこの先も、ずーと残って生きます。僕は今後も鳥山作品の影響を受け続けます!

 よろしく!!

伏線と伏線回収

 今日も何気に漫画を描いていました。

 漫画というのは面白いもので、まずそこに「伏線」が作られ、そしてその「伏線回収」が行われる。

 漫画に限らずですけどね。

 ただ、この「伏線」と「伏線回収」という行為、漫画の世界のことだけとは限らない。

 つい最近、このブログでも紹介した漫画の表紙のイラスト。Xでも上げているのだが、思っていたより見る人がいるのかな?個人的には最低5人くらいに見てもらえれば頑張れるタイプなのですが。

 あの表紙のイラスト。特にこれまで、ああいったイラストの練習なんて、ほとんどやってこなかったのですが、自分でも意外と上手く描けたような気がする。

 あんな感じで描けたのは、おそらく漫画を描いていたからなのでしょう。つまり漫画が表紙のイラストを描くための「伏線」となり、イラストを描くことが「伏線回収」となっていたような気がします。

 もしかしたら、過去にやってきた何かが自分の伏線となり、別の形で伏線回収されていることもあるのかもしれませんね。

 

漫画の表紙

 漫画の表紙が一応できました。

 後々、微調整などもありますが、とりあえずこんな感じで行こうと思います。

 なかなか一枚絵を描くことがなかったのですが、漫画の表紙として描いてみると、なんとなく描けるものだ。たぶん漫画の表紙ではない一枚絵を描くとしたら風景画を描いているのかもしれません。

 ちなみにこの表紙にはモデルが存在します。なので次の漫画の表紙はどうなるのか、察しがついてしまうかもしれませんね。

 表紙の説明をします。

 おおよその輪郭は「目トレース」によるものが多いです。なので漫画のように構図や角度を考えない分負担は少なかったです。全体的な色は「配色アイデア帳」に載っている色番号と、写真から色をスポイトで抽出しました。レイヤー構成は教本を参考にしました。

 当初、漫画のようにペン入れをしてから色を塗っていたのですが、髪の毛などに主線があると輪郭が目立ってしまう。なのでそこはペン入れの線を消して髪の毛を足しました。唇も同様に主線を消してから塗り直しました。

 服の色と背景の色は、肌の色に合わせて「配色アイデア帳」からいい感じのバランスになるような色番号を選び、少し調整しました。

 で、今アップしているものは、実際のスケールのものではなく、原稿のスケールに基本枠(内側の線)、断ち切り線(外側の四隅の線)などが入っています。基本枠は今回は漫画のような枠線がないので使用しない。なので実際には裁ち切り線までの範囲となります。

 多分このような感じになるでしょう。

 まだまだ本文が出来上がっていないので、リリースまで少々(だいぶ)お待ちください。

 よろしく!!