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快活CLUB

 今日は快活CLUBに来ている。

 最近の猛暑で漫画のスケジュールが少し狂ってしまった。どこか涼しい場所で漫画を描くことができないかと色々考えていたのだ。

 当初の候補としては、普通のカフェなどを考えていたのだが、どうもカフェは落ち着かないように思えたので、結局ネットカフェのブース席にした。ネットカフェは昔よく行っていたのだが、コロナ禍や、それ以外のことが重なり忘れてしまっていた。

 よくよく考えてみたら、快活CLUBには漫画や雑誌が沢山あるし、ゲーミングPCもあるので、とても便利である。どうして行かなかったのだろう?やはりコロナ禍が大きいかったのか?

 まぁ、そんなこともあり、少し漫画のキャラを描く手順も変えてみた。

 何が変わったかというと、全ての手順にiPadを入れることにした。iPadは自分の中ではサブ機なのだが、どこでも描ける(書ける)ので、やはりこういったプランになっていくのだろう。

 今日行っている作業は「手順2」である。この作業を行うには色々資料などが必要になるので、できれば家でやりたいのだが、さすがに暑い。既存キャラなどは特別資料を必要としないことが多い(自分のWEBページが資料となる)ので、iPadとMacbookだけで作業することにした。

 このパターンだとMac➕板タブでもいいのだが、MacもiPadも13インチだし、メモリーの負荷がなければiPadでいい。まぁ縦横比と疲労を考えればMac➕板タブの方がやりやすいのかもしれないが、そこは追々考えてみる。

 とりあえず涼しい場所で作業できる。

分散

 今回の漫画のキャラを描く手順は、このようにしようと思う。なお背景については物によって作り方がそれぞれ異なるので、ここでは触れない。

 おそらく、これらの手順の全ては液タブ一台でも済むことであり、これまでもやっていたことである。ただipadを導入してから、少し作り方を分散させようと思った。

 ある程度、外出時でも描けるようにすることと、体の負担軽減。

 外出時はもちろんipadを使用して時間を有効利用させることである。負担軽減とは基本的に板タブとの併用のことである。

 「負担軽減」については、よく分からない人もいると思うので、もう少し説明しておくと、絵をずっと液タブで描いていると、姿勢が悪く、体のダメージが大きいからだ。YouTubeで負担の少ない椅子、昇降デスクなどの紹介がなされているのだが、姿勢そのものの問題もある。液タブを立てて絵画のように描くことも試したのだが、今度は肩が疲れる。なので根本的に液タブの使用時間を減らすために板タブを併用させる。ipadもデスクに座らなくてよいので多少は有効だと思う(寝ながら描けるし)。液タブを使わなくてもよい場面では液タブは使わないのである。

 まぁ、プロの漫画家さんであれば、スピードを重視してくるから、作業場にこもり、大きい液タブでひたすら身を削りながら描くと思うのですが、僕の場合はそういう訳ではないので、できるだけ外出時の隙間時間を有効活用し、体の負担の少ない体勢で行う。

 それにコロナ禍が終わったにも関わらず、コロナ禍の時のように、ずっと家にこもって漫画を描き続けるというのは、自分にとっては無理な話である。元々自分は外に出歩くタイプの人間なのである。ただ漫画は描き続けたいので時間の有効利用と、体の負担が少ないやり方を考えているのである。

 まぁ、まかせろ!

 

 

バランス

 前回の続き。計画通りipad作業から液タブ作業に移ろうと思っていた矢先。

 なんとなく「吹き出しなどを入れるのであれば、モニター画面を見た方が正面から見れるから、やりやすいのでは?」と思った。

 今自分の部屋にはデスクが2つあり、液タブ用と板タブ用に分かれている。モニターを見ながらであれば板タブ用のデスクを使うことになる。

 当初は液タブで作業を進めるつもりだったのですが、上の写真までの絵なら板タブでも描ける。それに板タブを使用した方が左右のバランスが取りやすい。実際液タブは下描きやペン入れからでもいいような気がしてきた。ぶっちゃけ液タブは「なぞる作業」だけでもいいと思う。

 僕の場合、元々絵を紙で描いていた訳ではないので、特に「紙のような描き心地」は意識していない。作業を進めやすければ何でもいいのである。

 板タブであれば、自分のデスクの大きさなら、モニターの大きさを30インチくらいまで上げれそう。常に全体を見ながら描くことも可能。

 下描きやペン入れの段階だと、液タブの方が自然な線を描きやすい。ただそれはもう少し後の段階である。

 なので今の段階だと板タブでいいと思ってしまった。ある程度進んだら同時に液タブとipadで下描き、ペン入れをすればいい。

 ネームに関しては、液タブやipadの方が良いと感じた。「描く勢い」があるからだ。

 まぁ、結果としては同じものを作っているのだが、作業環境の変化(今回はipad作業を入れた)によって、プロセスも少しずつ変わっていくようだ。

輪郭

 漫画の進み具合の話。

 つい今日まで、ipadでネームを描いてきました。次は液タブを使ってさらに輪郭を強めていこうと思います。

 ipadでは頭の中にある絵のイメージをひたすら描いてきました。ただ、おおよそ写真のようなものですので、これから液タブで、枠線や吹き出し、資料等を使ってもう少し正確な輪郭を描く作業をします。ipadでもそれはやることはできますが、現状ではパソコンで複数モニターを使って行った方がやりやすいのと、サイズが大きいキャンバスを使いたいという感じです。紙の資料も使いますので、デスクにしっかり座って体制を整えて行おうと思います。

 なのでこの間、漫画ではipadは使用しないかもしれません。プロクリエイトという別のアプリで絵の練習でもしようかな(考え中)?

 今日「伊師チャンネル」を見ていたら、伊師ちゃんがパソコンとipadの組み合わせで何かしらの作業をしていたので、やる作業内容によってはそういったやり方もありだと思いました。ipad2台で作業をする人もいますし、スマホとipadの組み合わせで行う人もいると思います。

 今回は、前回板タブでやっていた作業をipadで行っているところもありますので、もしかしたら今回は板タブを使用しないかもしれません。

 まぁ、これからデスクまわりが資料でゴチャゴチャしてきますので、ちゃんと整理しながらやろうと思います。

漫画のお知らせ

 次の漫画はおおよそ30ページほどになります(表紙は別)

 夏の期間は暑いので、これまで外で(主に冷房車内)板タブ、液タブを試してみたのですが、どうもしっくりこずiPadを使ってどこでも上手く描けるような体制をとりました。

 板タブ、液タブを屋外で持ち出して描くのには何が難しかったのか?ipadにして何が良かったのか?もちろん「軽さ」や「コンパクト」であることや、「ケーブルレス」というのもありますが、特にipadにして良かったのは「タッチパネル&タッチキーボード」だと思います。

 板タブ、液タブだと、テーブルがないとキーボードが使いづらくなります。ipadだとタッチキーボードが使用できます。

 絵を描くのに「キーボード」とは意外かもしれませんが、キーボードはちょいちょい使用する場面があり、パソコンと板タブ、液タブだと物理キーに手を伸ばさなくてはならず、不安定な環境では操作しずらいのです。

 そして優秀なタッチパネルもipadを使用した方が感度が良い。使いやすい。

 それに夏は家でパソコンの電源をあまり入れたくない。暑いから。なので今回はネームまでは全てipadで行うつもりです。 

 

ネーム

 今は漫画のネームを描いている。「ネーム」というのは、何と言うか漫画の構成みたいなものである。動画に置き換えれば分かりやすいと思う。どこにどのキャラや背景を設置して、どういったアングルで見せるのか。という感じである。

 ネームの描き方は人それぞれで、僕みたいにフルデジタルで描く人もいれば、アナログで描く人もいる。一枚の用紙に1ページずつ描く人もいるし、一枚の用紙に複数ページ描く人もいる。僕の場合は1ページずつ描いているのだが、そのうち複数ページのパターンも試してみようと思う。

 ネームでどこまで描画するのかも人それぞれである。ざっくり描いてもいいのだけど、結局あとでしっかり描くのだから、どっち道一緒なのかもしれない。ただ思うにプロ作家さんの場合、ネームの段階でボツを喰らうこともあると聞いたことがある。なのでそれぞれの立場次第な部分もあると思う。

 僕の場合シナリオは多めに書いておいて、それを元にネーム描く。出来上がったページ数が少なかったらアレだからね。ちなみにipadでネームを描く時はNumbersでプロットを表示して、画面を切り替えて描いている(今日から)。紙の書類を持ち歩くのも面倒だし、Numbersの方がセルに色をつけれるし、ペンで書き込みもできるから。

 写真を見て気付いた人もいると思うが、この原稿用紙のサイズはB4判の600dpiである。普通の漫画と同じ原稿用紙サイズを使っている。最初の頃はA4サイズ(同人誌サイズ)で描いていたのだが、デジタルの特性なのだろうか?A4サイズで描くとドットが大きくて細かい描画ができないので、今はB4判にしている。なのでファイル容量自体も少し重めなのである。それがマシンパワーとRAM容量を必要とする一因なのかもしれない。

漫画のシナリオ

 次の漫画のシナリオが完成しました。

 今回はシナリオの作り方を少し変更しました。

 前回までは、プロットを作成し、それを元に「執筆」という作業をしていたのですが、今回は「執筆」作業を外しました。どうも漫画のシナリオで執筆はやらなくていいように感じた。「執筆」と言っても自分の場合、プロットを一つの文章に読みやすくまとめただけのものだったので、それよりは漫画のネームを執筆の代わりにした方がコマのつながりをもう少し意識できると思いました。

 上の写真はプロットをテキストでつなぎ合わせたものです(Photoshopでぼかした)。

 やり方としては、小説作成ソフトの「Nola」でプロットを開き、それをCSVファイルでダウンロードし、エクセルで開き不要な部分を削除、テキストファイルに変換して印刷しました。 

 執筆作業をしない分、文章の読みやすさは劣りますが、詳細さ上がります(5W1Hをつなぎ合わせたものなので)。

 そういう訳で今日から次の漫画のネームを描きはじめます。

 ヨロシク!!

漫画描き終えた

 ようやく漫画を描き終えました。予定よりも5日ほど早く描き終えました。やっぱiPad Airのおかげであろう。

 漫画を描いている間にM1 Macbook AirとiPad Airを賈っちまったよ!次は何を買うんだい?iPhoneかい?!なんて自問していたのですが、実際今日ビックカメラでiPhoneを見にいったのですが、それほど欲しい気持ちにならず、近くにあるポータブルゲーミングPCの方が興味をそそられた。あとWACOM ONE 2ndかな。

 今回はiPad AirとWACOM ONE 2ndで少々迷ったのだが、結局iPad Airにして良かったと思う。WACOM ONE 2ndも視差が少なく使いやすい液タブで、タッチパネルの反応も良いし、タイプC接続もできるのですが、現状では外出先でパソコンと液タブを繋いで作業する環境を構築できないのでiPad Airにした。液タブはどんなに小さくてもパソコンと繋げる以上場所をとってしまう。なかなかノマドでは難しい。家でWACOM ONE 2ndは小さくて使わないと思うし。

 とりあえず、iPad Airを買ったばかりではあるのだが、また次のストーリーを作るのでMacbook Airだけ持ち歩く。一週間くらい文字打ちモードとなる。その後、家の液タブで大まかなコマ割りと大まかなネームを作る。そこから板タブとiPad Airで細かいネームを作る予定。実際には、、、どうなんだろ?板タブだけでもいいし、iPad Airだけでもネームは作れそうなのだが、そこはやりながら考えていこうと思う。

 

M2 iPad Airと漫画

 今日は、買ったばかりのM2 iPad Airで漫画を描いてみた感想。

 アップルペンシル描き心地は、なかなか良かったです。ただアップルペンシルのダブルタップで消しゴムに切り替わるタイミングが早かったので、設定で遅くしました。

 同期はこまめにチェックした方が良さそうです。iPadだけで完結させる人であれば、それほど気にする必要はないかもしれませんが、僕の場合パソコンで大きい液タブでの作業も組み合わせるので、iPadで作ったデータがちゃんとアップロードされているか確認した方がいいです。

 インターフェースは少し窮屈かなと思いました。常にツールバーやレイヤーなどを表示するのであれば、iPadの縦横比には少々手こずるかもしれません。イラスト用途であればページを表示しなくてよい分、スペースに余裕があるかもしれません。

 RAM容量ですが、ネームからペン入れくらいまでなら容量に余裕があると思いますが、ページやトーンレイヤー、アセット貼り付けなどが増えてくると、メモリ容量の警告が出てくると思います。ヒストリーをクリアにするか、アプリケーションのメモリ使用量を変更するか、やり直し回数を減らせば多少はいいのかもしれません。ただこれは作業のラストあたりの工程で、実際めちゃくちゃ重いファイルでも、まぁなんとか対処はできると思います。ちなみにiPad Proの1TB以上を買えばRAM容量は増やせますが、価格が高く、何が何でもiPadでやりたい人向けだと思いました。

 まとめ

 漫画を描く場合は、液タブと併用した方が効率は上がると思います。M2 iPad Airは外出先などでパソコンと液タブを繋ぎずらい環境や、まとまった時間と場所がない環境で効果を発揮するアイテムだと思いました。外出先でも、まとまった時間と作業環境がある場合は小型の液タブとノートパソコンでも良いのかもしれません。

 

M2 iPad Air

 M2 iPad Airを購入しました。今回はガチ買いです。新品です。

 iPad Airとはいえ、結構お高かったです。なので、しばらくデバイスを買うのを控えようと思いました。

 このiPad Airは、ほとんど外出時の絵描き用のデバイスとなります。

 よく絵師といえばiPad Proだと思うのですが、自分は絵師とかは別として漫画が描ければいいだけですので、そこに絞りました。

 とはいえ、いったいどのデバイスを買えば確実に漫画を描けるのか分からなかったので色々調べました。YouTubeを観てもちょっと分かりづらかったので、結局こちらのブログや記事を参考にしました。

https://note.com/karakkazelibrary/n/na3af42cf3d3a
https://note.com/hoshimi09/n/n1e6f1cb26f4d
https://ascii.jp/elem/000/004/201/4201588/

 iPad Air 13インチにした理由ですが、一応中古のiPad Pro 12.9 インチ(第4世代)も観たりしてたのですが、色々こちらのほうがお得な気がしました。それにiPadはMacに比べてバッテリーの減りが早いので、新品の方がバッテリーの心配はしなくていい。

 画面のキレイさはiPad Pro 12.9 (第4世代)の方がキレイだと思うのですが、結局ペーパーライクフィルムを付けるので、大して変わらない。ProMotion(画面の可変リフレッシュレート機能)機能、つまり画面の切り替わる速度もいPad Proより劣りますが、線画(ペン画)なのでProでなくとも普通に速いです。

 気になっていたのは、チップ性能とRAM容量でした。チップ性能はM2 iPad Pro (第4世代)と同じなので問題ないです。もしかしたらM1の頃から既に問題なかったのかもしれません。RAM容量に関しては、これから色々検証していこうと思うのですが、iPadはシングルタスク専用マシンみたいなものなので、たぶん大丈夫だと思います。

 ケースとペーパーライクフィルム。家だけで使うのであれば、両方とも別にいらないのですが、外に持ち出すと落とす危険があるので一応購入しました。ケースはアップルペンシルを落とさないように、かつ充電できるケースにしました。ペーパーライクフィルムは、部分的にグリップに偏りができるのであまり好きではないのですが、普通の保護フィルムの表面が滑りすぎて描きずらくなるよりはペーパーライクフィルムの方が良いという判断です。

 実際に漫画を描いてみても、今のところ特に問題はなかったです。普段使っているペンではないので筆圧の調整が必要。ツールバーの配置もiPad用にカスタマイズ中。

 左手デバイスに関しては今のところ検討中です。左手デバイスがあれば確かにスムーズなのですが、どちらかと言うと隙間時間を埋める(5〜10分くらい)サブ機のような扱いですので、「すぐ出して、すぐ描く」ということが目的となります。なので、できるだけ「接続」は増やしたくない感じです。

 最近は外出先でも使える(作れる)ようなデバイスを選んで買っています。なので、やはり一体化されたマシンは便利です。ただそれゆえにお高い買い物でした。

 まぁ、家で使うデバイス(分散化されたデバイス)でも、合わせたら結構な額だと思うので、まぁ、しゃあない節です。