前回の続き。計画通りipad作業から液タブ作業に移ろうと思っていた矢先。
なんとなく「吹き出しなどを入れるのであれば、モニター画面を見た方が正面から見れるから、やりやすいのでは?」と思った。
今自分の部屋にはデスクが2つあり、液タブ用と板タブ用に分かれている。モニターを見ながらであれば板タブ用のデスクを使うことになる。
当初は液タブで作業を進めるつもりだったのですが、上の写真までの絵なら板タブでも描ける。それに板タブを使用した方が左右のバランスが取りやすい。実際液タブは下描きやペン入れからでもいいような気がしてきた。ぶっちゃけ液タブは「なぞる作業」だけでもいいと思う。
僕の場合、元々絵を紙で描いていた訳ではないので、特に「紙のような描き心地」は意識していない。作業を進めやすければ何でもいいのである。
板タブであれば、自分のデスクの大きさなら、モニターの大きさを30インチくらいまで上げれそう。常に全体を見ながら描くことも可能。
下描きやペン入れの段階だと、液タブの方が自然な線を描きやすい。ただそれはもう少し後の段階である。
なので今の段階だと板タブでいいと思ってしまった。ある程度進んだら同時に液タブとipadで下描き、ペン入れをすればいい。
ネームに関しては、液タブやipadの方が良いと感じた。「描く勢い」があるからだ。
まぁ、結果としては同じものを作っているのだが、作業環境の変化(今回はipad作業を入れた)によって、プロセスも少しずつ変わっていくようだ。