サイドカー

 今日も暑いので快活CLUBに来ている。昨日はiPadを使用して絵を描いていたのだが、今日はMacbookと板タブを使用したやり方を実践しようと思う。

 今回は「サイドカー」という機能を使う。サイドカーとはアップルの標準機能でiPadをMacのサブディスプレイとして使うことができる。

 ノマド環境でモバイルモニター、もしくは小型液タブを使用する時の対応で困りそうなのが「電力供給」である。ハードによってはモバイルモニターや小型液タブを繋ぐと電力不足になるものもあると思う。サイドカーを使用してiPadをサブディスプレイ化させれば、「バッテリー内蔵のモバイルモニター」として使えるので電力不足は解消できる。

 繋ぎ方はネットで調べていただければいいが、有線でも無線でも接続可能。今回は映像出力可能なタイプCケーブルで有線接続してみた(その方が遅延が少なそうなので)。

 

 この「サイドカー」という機能。もう一つ優れた機能があるのをご存知でしょうか?

今持っている自分のiPadAirはRAM8GBである。RAMとはメモリーともいうのだが、この先漫画の制作を進めていくとレイヤー数も大量に増え、必ず「メモリー不足」のアラートが出る。多少はレイヤー数を減らしたやり方も考えてみるのだが、それでもやはりメモリー不足は避けられないだろう。

 しかし、このサイドカーという機能を使えば「RAM16GBのMacbookAir」の画面をiPadにミラーリングできるのだ。

 しかも、嬉しいことにミラーリングされたiPadにもアップルペンシルが使用できる。筆圧も感知してくれる。ダブルタップやスクイーズなどは使えないが、Macbookのキーボードや左手デバイスが使用できる。もちろん荷物も増えてしまうし、MacbookとiPad両方に同じアプリが入ってなければならないのだが、アップルペンシルで描き上げたい人にとっては、非常手段としては良いと思う。