漫画とKANさん

 今日、KANさんが亡くなったというニュースを見ました。

 KANさんの容態は特に公表されることがなかったので、「来年あたり完全復活かな」「完全復活の漫画でも描こうかな」なんて思っていました。

 KANさんのライブには、チケットは4回取ったものの2回しか行けませんでした。

 行けなかった理由はコロナ禍のピークであったことと、大雪で身動きが取れなかったことなのですが、それでもKANさんのライブは行われていました。もちろんライブは仕事でもあるので、やらなくてはいけないものなのですが、あの時の状況下でなぜここまでやれるのだろう。って思いました。

 こう書いてしまうと、当たり前のことだと思われるかもしれませんが、なんだろう、、、たぶんその時、リアルタイムの状況で、僕はなんだかKANさんという人間の凄さ、狂気、執念のようなものを感じていました。

 KANさんとはライブで見るだけだったのですが、そうですねぇ、、、もしかしたら僕の描いた漫画を読まれていたのかもしれませんね。そんな気がするわ!

 漫画を描く最初の頃は、僕は全然ネタが思いつかず、困っていた時に、ふとKANさんのTwitterの写真を見て「木村さん」というキャラを出してみました。当時は自分の漫画のネタの作り方も確立されておらず、とりあえず困ったら木村さんのキャラを描くような感じで進めていました。そうやって漫画を作っていくうちに「自分はこういった感じで作りたいんだな」というのが分かってくるようになりました。まぁある意味KANさんに覚醒されたようなもんですね。

 そうですねぇ、今日はか昼くらいに悲報を見て、それからしばらく考えて、「もしかして一世一代のジョークなのでは?」と思ったりしながら過ごしていましたが、やっぱ現実なんですね。なんだか寂しいです。

 とはいえ、なんだかKANさんに対してはダジャレの一つでも言っておきたい部分もあるので、なかなかしんみりしたことも書けなかったりします。

 なんでしょうね、コロナ禍に入ってから僕の中では急に時が加速したような感覚をよく感じます。つい最近でも親戚が二人亡くなってしまいました。僕はSF映画を観るのが好きなのですが、そういった部分で考えると、人は生きながら次元だけが突然変わってしまうのかな?急に時が速くなったのかな?なんて思ったり。

 なんだか文章がまとまっていないようなので、こんな感じにしておきますが、やっぱりKANさんがいないのは寂しいです。ほなサイババ!

 

 

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