ウイスキーは奥が深い。
今日は『ニッカウヰスキー余市蒸留所』に行ってきました。高速道路を走って少し早く着いたので、少し街並みを見てきました。
街自体は落ち着いた感じで過ごしやすかったです。
久しぶりに大根を干している光景を見ました。
こっちは余市駅。
駅にもウイスキーの樽が置いてありました。
そしてやっぱこれ、マッサン。
ニッカウヰスキー余市蒸留所は駅と目と鼻の先くらいにある、重要文化財にも指定されているレトロな建物です。そしてここが見学予約者用の入り口になっています。
ドアのカギまでレトロでしょ。
中に入ると、見学ツアーがビジターセンターから始まり、乾燥塔、粉砕・糖化棟、醗酵棟、蒸留棟、混和棟・・・へと続き、最後に貯蔵庫に行くわけです。
これはビジターセンター。竹鶴政孝の歴史と作業風景をざっと見ます。
敷地の風景。
醗酵タンク。
そしてこれが「ポットスチル」と呼ばれる、蒸留器。
石炭をくべて醗酵したものを蒸留するわけですねぇ。
で、こっちが旧事務所。ニッカウヰスキーは元々「大日本果汁株式会社」という名称だったのですが、その「日」と「果」の文字を取って「ニッカ」という名称になったのです。
ここが「RITA HOUSE」。竹鶴政孝の妻「リタ」さんの名が付けられていて、ウイスキーの研究所になっていたようです。その後カフェのような店となり、今は耐震強度の関係で中には入れないそうです。
これが竹鶴政孝邸。元はここよりも1キロくらい先の場所にあったらしいのですが、こちらに移設したらしいです。洋風な建物となっていますが、二階の部分は障子になっているそうです。国際結婚されていたので、和と洋の入り混じったお宅になっております。
こちらは貯蔵庫になります。ニッカウヰスキー余市蒸留所の敷地面積は東京ドーム3個分、その大半を占めるのはこの貯蔵庫です。貯蔵庫は作られた順に番号がふられていて、1番の貯蔵庫はここで初めて作られた貯蔵庫だそうです。
貯蔵庫に保管されたウイスキーは長い年月をかけて熟成されます。
この見学ツアーの最後にはウイスキーの試飲ができます。今回は車で来たのでソフトドリンクだったのですが、いつか試飲してみたい。写真は試飲室入り口と試飲室内です。
そんな感じで、なかなか楽しい一日になりました。