距離感

 今日のテーマは「距離感」。最近「ピエール中野 凛として時雨」さんのXでの投稿を読んで「ハッ!」とさせられた。

 人と人との距離。やはり「ピエール中野 凛として時雨」さんのおっしゃる通りだと思った。

 もちろん、長く生きていますと、それなりに距離感というのが分かってはいるのですが、今まであまり気にせず距離を近づけ過ぎていたため、自分が壊れかけた時がいくつかあります。

 その前に、「距離感」の種類について3パターンほど考えてみました。

 一つ目は、「物理的な距離感」。まぁ、いわゆる「人間関係」ですね。昔も今もこういったことに悩む人は多いのではないでしょうか。

 二つ目は、「ネットでの距離感」。ここ最近話題にもなってますよね。SNSなどのことですね。おそらく、皆さんは大体ここら辺の悩みの方が多くあるのではありませんか?

 三つ目は、「感受性、インスピレーションによる距離感」。僕の場合は実はこの距離感が上手くつかめずに壊れそうになったことが多々あります。だいぶ慣れてはきているものの、上の二つよりも距離感が難しいのです。

 例えていうなら「同じ月を見て、相手のことが分かってしまう」ような感覚だからだと思います。実際には月も見ないし、分からないんですけどね。ただ「感受性、インスピレーションによる距離感」というのは、それだけ強い感覚を持つ反面、その跳ね返りも強いような気がします。つまり結構ダメージを喰らいます。それを乗り越えていける人は、僕が知る限りユーミンくらいだと思います。残念ながら僕にはそれを乗り越えていけるだけのメンタルがないので、なるべくそうならないように注意しています。

 つまり「感受性、インスピレーションによる距離感」というのは、言い換えれば「自分自身の心の距離感」とも言えます。深く入ればそれだけ相手に近づきますし、浅ければ相手と距離を保つことができます。

 こういったことを考えるきっかけをくれた「ピエール中野 凛として時雨」さんに感謝ですね。兄貴に感謝。