「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」を聴きました。ゲストはサカナクションの山口一郎さん。
サカナクションの曲は聴いたことがないので今度じっくり聴くとして、今日は山口さんの声のトーンなどを中心に聴いていました。
そうですねぇ、ミュージシャンの創作の仕方は詳しくは分かりませんが、「0→1」と言ってるくらいだから、きっと己の自我、魂、心から生まれるような作り方なのでしょう。勿論どんなものでも「既存の要素の新しい組み合わせ」から成り立っているとは思いますが、その核となるのもは、やはり「己」なのでしょう。
声のトーンには少し違和感がありました。イメージで言うときっと山口さんは自分の自我が強い人なんだと思います。それはアーティストにとってとても大切な部分だと思います。ただどこか何かにすがりたいような、でも自我がそれを邪魔するような感覚のように思えました。
僕が思うに、「うつ病」という病気は何らかの要因によって「自我が壊れた状態」「心が壊れた状態」だと考えているんですね。アーティストにとってそれは結構致命傷でしょ。まぁアーティストじゃなくても致命傷なのですが。その「壊れた自我」「壊れた心」というのは治るものではない。それがこの病気の難しいところだと思います。
なので、薬を飲みながら病気と上手く付き合うのが一般的にはよろしいかと思います。
ただ、僕はもう一つ良い方法があると思います。それは「他の人の心を自分に入れてしまうということ」です。人には自分の心以外に1つくらい他の人の心を入れるスペースがあるものです。うつ病が完治するという訳ではありませんが、自分が辛い時にはきっと「自分の中に入れた他の人の心」が自分をサポートしてくれることでしょう。
「その心は一体どこにあるんじゃぁ〜い?」って思うかもしれません。そうですねぇ、、、ミュージシャン向けの心ってどこにあるのでしょう?それはもしかしたら他のミュージシャンのライブかもしれないし、映画かもしれない、漫画かもしれないし、パーソナルジムのトレーナーの方かもしれない。
物理的なものではないから探すのもなかなか大変だ。間違ってもカルト教団には入らないように。そう考えるとキリスト教や仏教の教えというのも心の病気には良いのかもしれませんねぇ。
まぁ、ユーミンが言ってたようにパーソナルジムでよくない?
ちなみに気休めかもしれないが、次の漫画には「サカナ」が登場します。