今日は朝から「札幌芸術の森」に行ってきた。
ここは札幌市の南区にある、とても大きな美術館で、通常の屋内の美術館の他に、野外美術館、工房、アトリエ、野外ステージなどがあり、様々なアート作品も展示してある。
芸術の森は、やや勾配のきつい、山の中の森の中に存在している。広さは約40ヘクタール、東京ドーム9個分。なので歩くのは結構大変である。
最近、絵の「厚塗り」が気になっている。
道具を持っていないので厚塗りの感覚が全然分からず、デジタルで描いても、いまいちピンとこない。なのでやはり美術館で実物を見ることにした。ちなみにGLAYのTERUさんのインスタはよく観ている。
屋内美術館はただいま工事中だった。外観は手を入れてないようでなので、内装だけを絶賛制作中なのだろう。ただ工芸館のホールの方に、大きな厚塗りの作品が展示してあったので、それを観ることができた。あまりにもGREATESTな作品だったので、自分で作るイメージが上手く想像できないのだが、まぁ観れてよかった。
とりあえず厚塗りは観れたので、工芸館の近くにある「有島武郎旧邸」によってみた。
有島武郎という人を全然よくわからないのですが、どうやらかなりの文豪のようで、数多くの小説を書いている人らしい。
有島武郎は、元々英語の教師らしく、その後絵を描き、小説を書くようになったようだ。
邸内はなかなか面白い。大正時代の建築物のわりに天井が高い。「伝声管」と呼ばれる、アナログの内線電話のようなものが付いている。
この建物はもともと北大の方に建てられていて、そこを拠点にしていたのですが、その後建物をバラして、芸術の森に移動、そしてそこに再び作り上げたらしい。とても管理をしっかりされていて今日に至るまで末永く愛されている。
有島武郎旧邸の中に展示してある、いろんな資料を観ながら思ったのは、この人が英語の教師から、どのようにして文豪になっていったのだろう?ということ。今も残されている原稿用紙から、とてもTHE GREATEST UNKNOWNのような感覚をを覚えた。
では、バーイ!勢喜遊(センキュー)!!
追伸、King Gnuのアルバム、予約しました。楽しみでござる。