バックグラウンド

 ここ最近はよく「文章の書き方」系の本を読んでいる。そういった類の本は世の中に沢山あるようだ。

 どれを読めばいいのか何もわからない身としては、何となく手にした本をしらみ潰しに読んだりしている。

 やはりこういった本で学習した上で小説などを読んでみる方法が、自分の中では有効だと考えている。何もわからないまま読んでも、ただただ楽しんでしまうだけで分析にならないからだ。

 それと並行して、今は次の漫画の執筆をしているところだ。

 文章の書き方を学んだ上で執筆をすると、以前より考えながら書いているように思える。

 実際こういった執筆のやり方をしていることを、漫画の読み手が気付けるわけでもない(漫画だしね)。

 ただそういった読み手がわからないであろうバックグラウンドを充実させることは、漫画を作る上で大事だと思う。作り手にとっては表現の幅を広げることができると思う。もう少し深みを増すことができるかもしれない。

 漫画の原作者が亡くなってしまうといったニュースを最近はよく見るが、皆さんはどのように感じているのだろう。僕はその原作者の先生の漫画や噂となったドラマも観ていないので、よくわからないのですが、テレビや漫画、アニメ、小説、それぞれ媒体が違えば、やり方も違う。個人的には一方的に誰が悪いということは言えないのですが、それぞれの媒体のバックグラウンドをよく把握できてなかったのかもしれませんね。

 

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