「つづき」と「ふりだし」

 今回の漫画の完成は、もう少し時間がかかりそうです。なにせ暑くてどうしようもならなかった。

 そういえば札幌では蛾(が)が大量発生したみたい。週末に行く予定なのでちょっと恐ろしい。。。これも暑さのせいか。

 漫画は来月中に描きあげて、また次のシナリオを考えるのですが、どうも漫画というのは、一作描きあげるたびに、また「ふりだし」にもどるような感覚がある。

作品の最後のページに「つづく」と書いているのは、きっと読み手のためであって、自分はまた「ふりだし」にもどるのである。

 もしかしてクリエイターとプレイヤーの心理面の違いは、そういうところにあるのかもしれない。

 どんなことであってもプレイヤーというのは、「つづきの積み重ね」をやっているように思える。同じことを何度も何度も練習していくような。

 逆にクリエイターは「ふりだしの繰り返し」なのかもしれない。漫画でも絵でも同じものを描くことはない。

 実際のところは、クリエイター的な部分とプレイヤー的な部分を混ぜ合いながら行っているところもあるのだが、気持ちの上では「つづき」か「ふりだし」なのだ。

 最近はNHKオンデマンドで「ゲゲゲの女房」を観ている。漫画家のドラマを観てから自分の漫画を描くとテンションがあがるのだが、同時にドラマの続きが観たくなるものだ。

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