文章による描写表現

今日は図書館で小説を借りてきた。

二週間後には返却しなければならないので、全部は読み切れないと思う。

最近思うところがあり、「自分は漫画は描くのに、なぜ小説のような物語は書けないのだろう?」ということが、いつも頭をよぎるのである。

ではなぜ漫画を描く(描ける)のだろう?

と考えてみると、自分はそれほど色んな漫画を読むことがない。

読むとしたら、コマの使い方、トーンの入れ方、吹き出しの形、などの技術的なことがほとんどである。

ただ、基本的に漫画というのは絵とセリフである。

なので、映画やアニメなどを多く観ていれば色々と参考になるのだろう。

その反面、文章だけで表現する媒体というのは、物語でいえば小説等に限られるように思われる。

現状では、例えば椅子の形を文章だけで表現するというのが、今の自分にとってはとても難しいことのように思える。

椅子だけならまだしも、文章で物語全体を表現する能力が今の自分には足りないと思う。なので小説を多く読んで表現を学んでみようと思う。

個人的に思うことだが、多くの場合、今の漫画でのプロセスは応用が効くものだと思っている。

どんな道具が必要か?どんな資料が必要か?どんなスケジュールが必要か?などは、置き換えることでできるものだと思えるのだ。

とりあえず今回は色々小説を借りてきて、どんな描写で、どんなテンポなのかを知ることができればいいと思っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です