「普通のこと」カテゴリーアーカイブ

全フリ

 今日は、行きつけのホームセンターに行って「電熱パンツ」を買ってきた。

電熱パンツはアウターしかなく、ダウンパンツと迷ったものの、売出し中で、大して値段が変わらなかったのでそれにした。それにモバイルバッテリー付きだし、壊れてもダウンパンツとして使えるし。

 朝から野暮用で電車で札幌まで行ってきた。

コートとライトダウンを着て外を歩いてみた。なかなか暖かい。

 しかしどうも足が寒い。タイツと防風パンツを履いていたのだが、電車のホームで立っていると足がガチガチになってしまう。

 これまで、そんなことなど微塵(みじん)も感じたことがなかったのだが、きっとそれは、そんなことなど「全く考えてもいなかった」ということなのだろう。

 誰もがそうなのか分からないが、やはり人は何かに全フリしている時には、他のことなど気にもならないようだ。コロナ禍に入ってからの3年くらい、漫画用のデバイスやら資料のことばかり考えていたせいか、他のことに気がいってなかったようだ。そして、ふと気が付いた時「冬は寒い」という風に思ってしまった。

 それに、コロナ禍が一応明けてから、外出する機会も増やしつつある。

 なので、今回は温活に全フリしてみるよ。

レイヤー

今日はイオンに行ってライトダウンを買ってきた。

 コートの中に着る服、セーターなども物色したのだが、どうもセーターでは冷気を遮断できないようだ。

 昔はライトダウンなんて何のために着るのか?と思っていたが、どうやらレイヤー的に着るのにライトダウンは色々扱いやすい。暑ければコートかライトダウンを脱げばいい。小さく折り畳めるのでバックにもしまえる。

 明日はコートとライトダウンを着て札幌に行ってくるよ。

コート

 つい最近の話。

 冬物のコートを買った。ミズノの「ブレスサーモ」というシリーズのコートで、イオンのブラックフライデーで半額で購入できた。

 今まで、冬のアウターはスキーウェアの上着ばかり着ていた。スキーをするわけでもないのにスキーウェアを着ていたのだが、これが結構軽いし、暖かいし、動きやすくて重宝するのだ。特にこっちの冬はマイナス10℃、20℃となる場所もあるので、いざとなったらオシャレもクソもないのである。

 ただ、今年の冬はその考えを少し変えてみようと思ってコートを買ったのだ。もしかしたらこの冬は少しお出かけをする機会が多いかもしれない。なので若干オシャレも必要である。。

 しかし、コートというのはダウンやスキーウェアと比べて結構寒いアウターである。ブレスサーモの生地は風を通さないし、撥水効果もあるようなのだが、やはりコートは袖口が開いているので、とにかく腕や手が冷える。

 今まで中に着る服が適当だったということもある。それはやはり北海道は屋外は極寒なのだが、建物の中はそこそこ暖かいのだ。だから「アウターさえなんとかしてしまえば、あとは何とかなるさ!」的な考えをしていたようだ。

 で、さっき「電熱手袋」を見てきたんだけど、これが少々値段が高く8千円から9千円くらいする。バッテリー付きとはいえ、ちょっと今のところは厳しいなぁ。電熱手袋はインナー手袋とアウター手袋があり、それも迷うところだ。バッテリーは7.5Vなので、バッテリーが切れた時、普通のモバイルバッテリーを使いまわせないようだ。

 う〜ん電熱手袋はちょっと保留だな。もう少し一般的な考え方をしなければ。とりあえず明日、厚手のニットのセーターでも物色してこようと思っている。やはりコートを着るための装備が全体的に貧弱なのだ。

 帰りに、セブンイレブンで炭酸水を買ってきたよ。トリスハイボールを飲むよ。

ホテルの予約

 来年泊まるホテルを3箇所予約した。

 ちょっと来年から色々と行くところがあり、早いけど今のうちに予約だけでもしておこうと思った。その方が安いし、すぐ取れるし、キャンセルもしやすい。

 一つが旅行で、もう一つが新年会、そしてあと一つがライブである。

 旅行以外は別に泊まる必要もないのだが、3つとも冬の時期に集中しているので、あまり行き帰りで寒くて面倒な思いをしたくないという部分もある。なので来年のKing Gnuのライブは何時間でもやっていいよ(個人的にはだが)。

 まぁ、寒い中電車を待ちながら、思いにふけるってのもアリなのだが、今年来年の冬は「温活」に励むことにした。数日前「電熱ベスト」を買って試してみたが、これがとても暖かくって気持ちがいい。まるでコタツを着て歩いているみたいだった。暖かくするっていうのは大事なことだ。なのでできるだけ暖かい感じでいこうと思う。

 ヒートテックやムートンの手袋でもいいのだが、体が冷え切ってしまった状態だと全く効果がない。外側から暖かくしないとホントにヤヴァい。基礎代謝にも限界があるのだよ。

 そんな感じだyo!

漫画とKANさん

 今日、KANさんが亡くなったというニュースを見ました。

 KANさんの容態は特に公表されることがなかったので、「来年あたり完全復活かな」「完全復活の漫画でも描こうかな」なんて思っていました。

 KANさんのライブには、チケットは4回取ったものの2回しか行けませんでした。

 行けなかった理由はコロナ禍のピークであったことと、大雪で身動きが取れなかったことなのですが、それでもKANさんのライブは行われていました。もちろんライブは仕事でもあるので、やらなくてはいけないものなのですが、あの時の状況下でなぜここまでやれるのだろう。って思いました。

 こう書いてしまうと、当たり前のことだと思われるかもしれませんが、なんだろう、、、たぶんその時、リアルタイムの状況で、僕はなんだかKANさんという人間の凄さ、狂気、執念のようなものを感じていました。

 KANさんとはライブで見るだけだったのですが、そうですねぇ、、、もしかしたら僕の描いた漫画を読まれていたのかもしれませんね。そんな気がするわ!

 漫画を描く最初の頃は、僕は全然ネタが思いつかず、困っていた時に、ふとKANさんのTwitterの写真を見て「木村さん」というキャラを出してみました。当時は自分の漫画のネタの作り方も確立されておらず、とりあえず困ったら木村さんのキャラを描くような感じで進めていました。そうやって漫画を作っていくうちに「自分はこういった感じで作りたいんだな」というのが分かってくるようになりました。まぁある意味KANさんに覚醒されたようなもんですね。

 そうですねぇ、今日はか昼くらいに悲報を見て、それからしばらく考えて、「もしかして一世一代のジョークなのでは?」と思ったりしながら過ごしていましたが、やっぱ現実なんですね。なんだか寂しいです。

 とはいえ、なんだかKANさんに対してはダジャレの一つでも言っておきたい部分もあるので、なかなかしんみりしたことも書けなかったりします。

 なんでしょうね、コロナ禍に入ってから僕の中では急に時が加速したような感覚をよく感じます。つい最近でも親戚が二人亡くなってしまいました。僕はSF映画を観るのが好きなのですが、そういった部分で考えると、人は生きながら次元だけが突然変わってしまうのかな?急に時が速くなったのかな?なんて思ったり。

 なんだか文章がまとまっていないようなので、こんな感じにしておきますが、やっぱりKANさんがいないのは寂しいです。ほなサイババ!

 

 

ニッカウヰスキー余市蒸留所

 ウイスキーは奥が深い。

 今日は『ニッカウヰスキー余市蒸留所』に行ってきました。高速道路を走って少し早く着いたので、少し街並みを見てきました。

 街自体は落ち着いた感じで過ごしやすかったです。

 久しぶりに大根を干している光景を見ました。

 こっちは余市駅。

 駅にもウイスキーの樽が置いてありました。

 そしてやっぱこれ、マッサン。

 ニッカウヰスキー余市蒸留所は駅と目と鼻の先くらいにある、重要文化財にも指定されているレトロな建物です。そしてここが見学予約者用の入り口になっています。

 ドアのカギまでレトロでしょ。

 中に入ると、見学ツアーがビジターセンターから始まり、乾燥塔、粉砕・糖化棟、醗酵棟、蒸留棟、混和棟・・・へと続き、最後に貯蔵庫に行くわけです。

 これはビジターセンター。竹鶴政孝の歴史と作業風景をざっと見ます。

 敷地の風景。

 醗酵タンク。

 そしてこれが「ポットスチル」と呼ばれる、蒸留器。

 石炭をくべて醗酵したものを蒸留するわけですねぇ。

 で、こっちが旧事務所。ニッカウヰスキーは元々「大日本果汁株式会社」という名称だったのですが、その「日」と「果」の文字を取って「ニッカ」という名称になったのです。

 ここが「RITA HOUSE」。竹鶴政孝の妻「リタ」さんの名が付けられていて、ウイスキーの研究所になっていたようです。その後カフェのような店となり、今は耐震強度の関係で中には入れないそうです。

 

 これが竹鶴政孝邸。元はここよりも1キロくらい先の場所にあったらしいのですが、こちらに移設したらしいです。洋風な建物となっていますが、二階の部分は障子になっているそうです。国際結婚されていたので、和と洋の入り混じったお宅になっております。

 

 こちらは貯蔵庫になります。ニッカウヰスキー余市蒸留所の敷地面積は東京ドーム3個分、その大半を占めるのはこの貯蔵庫です。貯蔵庫は作られた順に番号がふられていて、1番の貯蔵庫はここで初めて作られた貯蔵庫だそうです。

 貯蔵庫に保管されたウイスキーは長い年月をかけて熟成されます。

 この見学ツアーの最後にはウイスキーの試飲ができます。今回は車で来たのでソフトドリンクだったのですが、いつか試飲してみたい。写真は試飲室入り口と試飲室内です。

 そんな感じで、なかなか楽しい一日になりました。

ノリは育てるべきもの

昨日の夜、漫画を描きながら、King Gnuの常田さんのインスタライブを観ていました。

その中で常田さんがお客さんの「ノリ」について話していたのが、ちょっとだけ気になりました。

なるほど、要するに常田さんとしては、お客さんにもっとノッてほしい訳ですな。

 そのことについて、お客さん目線から、何かしら書こうと思ったのですが、、、たぶんこういった悩み(?)というのは、どのミュージシャンでも考えていそうなことだと思います。

 最初、僕はKing Gnuはワンマンの場数を多くこなしていなかったからかなぁ、特に地方だとKing Gnuのワンマンライブなんて知らないからかなぁ。コロナもあったしなぁ。なんて思っていました。

 もちろんそういった部分もあるとは思うのですが、ただライブのノリというのはファンやミュージシャンが育てるものだと思うところもあるのです。

「育てる」とは言っても、時間のかかるものもあれば、一瞬で会場が沸くようなものもある。

 

 僕の場合は、とある推しの強いファンの人たちや、とある我の強いミュージシャンに育てられて、ライブのノリを学んだようなものです。

 僕は元々ライブのノリなんてものは全然分からず、いつも推しの強いファンの人たちのやり方を真似ていました。ライブのフリやセリフ(決まり文句のようなものかなぁ)などは、どうしてもタイミングが合わせられないので、過去のライブ映像を観て予習復習をしていたものです。

 その我の強いミュージシャンとはいうと、僕のライブのノリがあまりよくないと、「じ〜っ」とこっちの方を見られるときがありました。最初は「気のせいかな?、ちょっと知らんふりしとこ」なんてシカトしてたんですが、それすら許されず目と目を合わすまで、ずっと見られていました。

 Zeppのライブの時などは、押しくら饅頭(まんじゅう)にされながら、推しの強いファンの人たちにふっ飛ばされながら、体でノリについて学びました。

 つまり、ライブのノリというのは受け身であってはならないということですね。

 ミュージシャンとしては、お客さんにどういったノリを求めているのか、意思表示する必要があります。それをお客さんが学習し、やれるようになった背中を、新しいお客さんが真似ていくわけですね。地方ですとその回数が東京よりも少ない訳ですからライブのノリは少々盛り上がりづらいかもしれません。そこで初めてワンマンライブの場数の重要性に気づく。そこが次の課題だと思います。

ピート

ピートとは何なのか?

 Asahiビールのサイトを参照すると、「「ピート」とは、野草や水生植物などが堆積し、年月をかけて炭化した泥炭(炭化のあまりすすんでいない石炭)です。ピートは、その煙で麦芽を乾燥させ、そのいぶした香りが麦芽につくことによって、ウイスキー特有のスモーキーな香りが生まれます。モルトウイスキーの香りを特徴づける重要な材料です。」

らしい。

 NHKの朝ドラ「マッサン」では、ピートが強すぎてウイスキーを知らない人たちからは、煙臭くて嫌煙されるというエピソードもあった。

 ウイスキー作りでは、ピートの配合は重要ですね。

 最近は、「ブラックニッカクリア」と「ブラックニッカスペシャルZ」を飲んでいる。

 ブラックニッカクリアはノンピート、つまりピートを使用していないウイスキーで、ピート臭が苦手な人や、ウイスキー初心者などに親しまれている。

 ブラックニッカスペシャルZは、ほどよい甘さとピート臭が感じられ、ちょっとクセになりそうな、飲み心地である。

 どちらも美味しいウイスキーではあるが、今はどちらかというとピート臭のあるブラックニッカスペシャルZの方が好きである。

 

 以前行った、ユーミンウイスキーは50年も熟成され(悪口ではないから!!)、ほどよいピート感もあり、とても美味しいウイスキーでした。

 来月届く、椎名林檎ウイスキーもユーチューブで試飲してみた感じでは、なかなかピート感があり、美味しいウイスキーだと思います。

 ライブにおけるピート感は、ウイスキーと同じく、とても繊細なものだと思います。ピート感が強すぎると嫌煙される危険だってあります。だからといってノンピートというのも、確かに万人受けはするとは思いますが、ちょっと物足りない感じもあったりするものです。

 映像作品で観た感じでは、おそらく照明や大型モニターに多少のピート感があってもいいかもしれませんね。たぶんその方が映えるかもしれないと思いました。

私のウイスキーの飲み方

 今は自分なりのウイスキーの飲み方なんてものを考えている。

 ここ数年アルコール飲料自体、年に1〜3回ほどしか飲まなかったのだが、来月ニッカウヰスキーの蒸溜所見学をすることもあり、ウイスキーの種類、飲み方、バーなどを調べている。

 昔は飲み会などの大勢の人がいる場所で、まぁ何というか、どうも居づらいというか、そんな感覚をなくすためにウイスキーのロックを多めに飲んでいたりしていた。

 なので普段は家にいるときには、たまに暑い時にビールを飲むくらいで、それ以外は全然酒を飲まない。

 最近は特に仕事が終わったあとにマンガを描いたりしているため、「酔う」という行為をしなくなっていたのだ。

 ただここで思うのだが、自分が「酔う」というのは、どのような飲み方をした時であろうか?実験をしてみた。

 もちろんアルコールを大量に飲めば当然酔っ払う。ちなみに僕の場合水割りやハイボールでも酔っ払いやすい。アルコール度数というよりも多く飲んだら酔っ払う状態になる。

 サントリーのサイトに「ウイスキーの飲み方」というのが書かれていて、その中で自分に合った飲み方を模索していた。おそらく自分にあったウイスキーの飲み方は「ストレートとチェイサー」の飲み方だと思われる。

 ウイスキーをストレートで口に含み、香りとアルコールを楽しみ、チェイサーでそれを流し込むというやり方だ。もちろんアルコールなので酔うには酔うのだが、ウイスキー自体は少量なので酔っ払うといった状態(自覚できる範囲)にはなりにくい。つまり「酔い」を目的にするのではなく、香りとアルコールのキック感でリラックスした状態を作ることを目的とするのである。嗅覚を研ぎ澄ますのである。

 今日はブラックニッカとセブンイレブンの天然水でウイスキーを飲んでみたよ。

マッサン

 ここ最近はNHKオンデマンドで、朝ドラの「マッサン」を観ている。

 今はマッサンがようやく北海道の余市町に工場を作り、ウイスキーを作るための軍資金を作るべく、りんご汁を売り、りんごワインの研究をしている。

 ウイスキーを作るには最低5年の月日がかかるため、その間にりんごを使った商品でつなぐためである。

 マッサンはニッカウヰスキーの創業者「竹鶴政孝」と、その妻「リタ」をモデルにして描かれた物語である。

 マッサンは自分の作りたいウイスキーを作るために、はるばる北海道余市町にやってきた。それは北海道余市町がウイスキーの本場スコットランドに近い気候風土だったからに他ならない。そして時を経て、今もまだマッサンの作ったウイスキー工場は活気づいているのだ。

 マッサンのドラマを観ているうちに、やはり地元ということもあり、僕もマッサンの作ったウイスキー工場(正確には「蒸溜所」という)をこの目で観たくなった。

 ニッカウヰスキー余市蒸溜所では、無料のガイド見学ツアーというものがある。ネットから申し込めるのだが、人気があるのか予約がいっぱいで、11月のガイド見学ツアーに申し込んでみた。もしよかったら何度も行くかもしれない。

 とはいえ、僕は余市町には全く行ったことがなく、宇宙飛行士の毛利衛さんの故郷ということぐらいしか知らない。

 なので今日はとりあえず余市町の下見に行ってきた。

 余市町は札幌から車でおよそ1〜2時間くらいで行ける。

それほど大きい町ではないのだが、車の走る台数や町の賑わいは想像以上のものだった。

 北海道の場合、例えばニセコとかでもそうなのだが、場所によって自然の様相が全然違って見える場所もある。

 余市町もそのようで、一つの町に海、川、山、サーファーや、単車のヤンキーまでもいる。そこは自然は自然なのだが、いつも見る自然とはまた違った自然なのだ。夜はすごく静からしいので、そのうち泊まりで行こうと考えている。

 コロナ禍が明けたとはいえ、僕はそれほど行きたい場所も多くなく、「何だかなぁ」なんて思っていたが、ニッカウヰスキー余市蒸溜所のガイド見学ツアーは、自分の心を結構ワクワクさせるような気がする、マッサンを観ているうちにウイスキーについての見方も変わってきた。

 ちなみにウイスキーは、昔は海外では薬として使われていたらしい。お酒としてはカロリーがゼロで健康にも良いようだが。

 個人的にはハイボールが胃の負担を軽減できるからいいかな。