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漫画背景のフォトバッシュ

 今日の内容は、ちょっと自分のメモのように書きます。なので、よく分からない部分もあると思いますが気にしないでください。まだ作っていない内容のものなので写真等はありません。

 漫画の背景について、最近色々考えることがある。僕の場合は「資料の目トレース」か「著作権フリー素材のトレース(有料、無料)」で描くことが多い。ちなみになぜ著作権フリー素材をそのまま使わずトレースするのか?というと、少なくとも多少は物の形状を手で覚えたいからである。

 ただ最近、快活CLUBで色んな漫画雑誌を読んでいると、写真を加工して使用している物が多い。確かに浅野いにお先生をはじめ、そういったやり方をしている先生も増えているのだろう。それが良い悪いといったことは別として(それについては浅野いにお先生がコメントを残している)、実際見た感じ写真加工した方がリアルである。

 で、さっき実際やってみた。最初フォトショップでやってみたのだが上手くできず、クリスタでやったら意外とあっさりできた。クリスタでやる場合ちょっとしたコツがあるらしく、漫画自体に写真ファイルを直接読み込むのではなく。その写真ファイルだけを開き画像解像度を漫画と同じdpiに変換してからモノクロに加工し、それを漫画に貼り付けるみたいだ。やり方によってはトーンも上手く貼れるみたいだ。

 そこで考えたのが「フォトバッシュ」。おそらく、もうやっている先生もいると思うのだが、写真を「切り絵」のように貼り付け、元の写真とは別の絵にしようと思っている。まぁ手描きでプラスしてもいいのだが。

 カラー写真を使ったフォトバッシュは結構ムズい。教本を読んでもよく分からないのだが、線画のフォトバッシュなら自分でも理解しやすいような気がする。慣れたらカラーに応用できそうだ。

 

ノマドスタジオ化

 夏休み、皆さんはどこかに行きましたか?中には夏休みという概念すら持たない人達もいることでしょう。

 僕はずっと快活CLUBに行っていました。特に夏休みの予定も立ててなかったし、漫画制作をしたかったので。

 こう何度も快活CLUBに足を運べるということは、それだけノマド環境で作業するのに適しているのでしょう。昔はこういった類の店は「ネットカフェ」「漫画喫茶」などと言われていたのですが、コロナ禍にテレワークする人達も多くいたため、今では「シェアスペース」なんて言ったりする。

 コロナ禍の真っ最中には、あちらこちらに「コアワーキングスペース」なるものがあったのですが、今ではそれもどんどん減っていき、最終的には快活CLUBのような「働くだけではない環境」の方が生き残るのかもしれません。

 MacbookやiPadを購入してからノマド環境で色々試していました。結局使ったり、使わなかったり。意外とノマドでの隙間時間や隙間環境はそれほど多いものではなかった。だからといって敢えて隙間時間や隙間環境を作るのも違う気がする。

 実際には、ノマドに確実なスタジオ環境を作れた方が、せっかく購入したMacbookやiPadは生きると思った。

 幸い僕が作っているものは漫画ですので、快活CLUBには漫画の資料(漫画そのものですが)は山程ある。家にはそれほど多く漫画本(コミック)や漫画雑誌は置いてないので、気軽に沢山の漫画本や漫画雑誌を読めるのは便利である。

 特に雑誌の方は、ジャンプやマガジン、週刊誌や月刊誌、それぞれ漫画の種類によって違いがある。コミックでは分かりづらい部分が雑誌では分かりやすかった。具体的にいうと、漫画の分量がそれぞれの雑誌によって違う。週刊誌では一話が大体16ページか18ページくらいだっただろうか。それが月刊誌では40ページくらい。中綴じホチキスで止めている雑誌の漫画の場合は10ページくらい。

 漫画の内容については、人それぞれといった印象があります。これが僕が漫画本をあまり持っていない理由にもなるのですが、作家さんによって漫画の画風は全然違うもののように感じます。全然違うと参考にする漫画を僕は選べないのです。なので快活CLUBのように一通り漫画が揃っている環境の方が逆に「選ぶ必要がない」ので楽です。

 今度はそれぞれの漫画のタイプなども調べてみます。僕は「ダジャレとシバキ(番外編ではダジャレしか描いてないが)」の漫画しか描いたことがありませんので、色んなタイプの漫画を研究してみます。

 快活CLUBでこれからやりたいことを書くとキリがないのですが、上手くノマドスタジオを作り上げて、ノマドでも制作しやすい環境を作ってみせます。

 ヨロシク〜!!

サイドカー

 今日も暑いので快活CLUBに来ている。昨日はiPadを使用して絵を描いていたのだが、今日はMacbookと板タブを使用したやり方を実践しようと思う。

 今回は「サイドカー」という機能を使う。サイドカーとはアップルの標準機能でiPadをMacのサブディスプレイとして使うことができる。

 ノマド環境でモバイルモニター、もしくは小型液タブを使用する時の対応で困りそうなのが「電力供給」である。ハードによってはモバイルモニターや小型液タブを繋ぐと電力不足になるものもあると思う。サイドカーを使用してiPadをサブディスプレイ化させれば、「バッテリー内蔵のモバイルモニター」として使えるので電力不足は解消できる。

 繋ぎ方はネットで調べていただければいいが、有線でも無線でも接続可能。今回は映像出力可能なタイプCケーブルで有線接続してみた(その方が遅延が少なそうなので)。

 

 この「サイドカー」という機能。もう一つ優れた機能があるのをご存知でしょうか?

今持っている自分のiPadAirはRAM8GBである。RAMとはメモリーともいうのだが、この先漫画の制作を進めていくとレイヤー数も大量に増え、必ず「メモリー不足」のアラートが出る。多少はレイヤー数を減らしたやり方も考えてみるのだが、それでもやはりメモリー不足は避けられないだろう。

 しかし、このサイドカーという機能を使えば「RAM16GBのMacbookAir」の画面をiPadにミラーリングできるのだ。

 しかも、嬉しいことにミラーリングされたiPadにもアップルペンシルが使用できる。筆圧も感知してくれる。ダブルタップやスクイーズなどは使えないが、Macbookのキーボードや左手デバイスが使用できる。もちろん荷物も増えてしまうし、MacbookとiPad両方に同じアプリが入ってなければならないのだが、アップルペンシルで描き上げたい人にとっては、非常手段としては良いと思う。

快活CLUB

 今日は快活CLUBに来ている。

 最近の猛暑で漫画のスケジュールが少し狂ってしまった。どこか涼しい場所で漫画を描くことができないかと色々考えていたのだ。

 当初の候補としては、普通のカフェなどを考えていたのだが、どうもカフェは落ち着かないように思えたので、結局ネットカフェのブース席にした。ネットカフェは昔よく行っていたのだが、コロナ禍や、それ以外のことが重なり忘れてしまっていた。

 よくよく考えてみたら、快活CLUBには漫画や雑誌が沢山あるし、ゲーミングPCもあるので、とても便利である。どうして行かなかったのだろう?やはりコロナ禍が大きいかったのか?

 まぁ、そんなこともあり、少し漫画のキャラを描く手順も変えてみた。

 何が変わったかというと、全ての手順にiPadを入れることにした。iPadは自分の中ではサブ機なのだが、どこでも描ける(書ける)ので、やはりこういったプランになっていくのだろう。

 今日行っている作業は「手順2」である。この作業を行うには色々資料などが必要になるので、できれば家でやりたいのだが、さすがに暑い。既存キャラなどは特別資料を必要としないことが多い(自分のWEBページが資料となる)ので、iPadとMacbookだけで作業することにした。

 このパターンだとMac➕板タブでもいいのだが、MacもiPadも13インチだし、メモリーの負荷がなければiPadでいい。まぁ縦横比と疲労を考えればMac➕板タブの方がやりやすいのかもしれないが、そこは追々考えてみる。

 とりあえず涼しい場所で作業できる。

分散

 今回の漫画のキャラを描く手順は、このようにしようと思う。なお背景については物によって作り方がそれぞれ異なるので、ここでは触れない。

 おそらく、これらの手順の全ては液タブ一台でも済むことであり、これまでもやっていたことである。ただipadを導入してから、少し作り方を分散させようと思った。

 ある程度、外出時でも描けるようにすることと、体の負担軽減。

 外出時はもちろんipadを使用して時間を有効利用させることである。負担軽減とは基本的に板タブとの併用のことである。

 「負担軽減」については、よく分からない人もいると思うので、もう少し説明しておくと、絵をずっと液タブで描いていると、姿勢が悪く、体のダメージが大きいからだ。YouTubeで負担の少ない椅子、昇降デスクなどの紹介がなされているのだが、姿勢そのものの問題もある。液タブを立てて絵画のように描くことも試したのだが、今度は肩が疲れる。なので根本的に液タブの使用時間を減らすために板タブを併用させる。ipadもデスクに座らなくてよいので多少は有効だと思う(寝ながら描けるし)。液タブを使わなくてもよい場面では液タブは使わないのである。

 まぁ、プロの漫画家さんであれば、スピードを重視してくるから、作業場にこもり、大きい液タブでひたすら身を削りながら描くと思うのですが、僕の場合はそういう訳ではないので、できるだけ外出時の隙間時間を有効活用し、体の負担の少ない体勢で行う。

 それにコロナ禍が終わったにも関わらず、コロナ禍の時のように、ずっと家にこもって漫画を描き続けるというのは、自分にとっては無理な話である。元々自分は外に出歩くタイプの人間なのである。ただ漫画は描き続けたいので時間の有効利用と、体の負担が少ないやり方を考えているのである。

 まぁ、まかせろ!

 

 

バランス

 前回の続き。計画通りipad作業から液タブ作業に移ろうと思っていた矢先。

 なんとなく「吹き出しなどを入れるのであれば、モニター画面を見た方が正面から見れるから、やりやすいのでは?」と思った。

 今自分の部屋にはデスクが2つあり、液タブ用と板タブ用に分かれている。モニターを見ながらであれば板タブ用のデスクを使うことになる。

 当初は液タブで作業を進めるつもりだったのですが、上の写真までの絵なら板タブでも描ける。それに板タブを使用した方が左右のバランスが取りやすい。実際液タブは下描きやペン入れからでもいいような気がしてきた。ぶっちゃけ液タブは「なぞる作業」だけでもいいと思う。

 僕の場合、元々絵を紙で描いていた訳ではないので、特に「紙のような描き心地」は意識していない。作業を進めやすければ何でもいいのである。

 板タブであれば、自分のデスクの大きさなら、モニターの大きさを30インチくらいまで上げれそう。常に全体を見ながら描くことも可能。

 下描きやペン入れの段階だと、液タブの方が自然な線を描きやすい。ただそれはもう少し後の段階である。

 なので今の段階だと板タブでいいと思ってしまった。ある程度進んだら同時に液タブとipadで下描き、ペン入れをすればいい。

 ネームに関しては、液タブやipadの方が良いと感じた。「描く勢い」があるからだ。

 まぁ、結果としては同じものを作っているのだが、作業環境の変化(今回はipad作業を入れた)によって、プロセスも少しずつ変わっていくようだ。

輪郭

 漫画の進み具合の話。

 つい今日まで、ipadでネームを描いてきました。次は液タブを使ってさらに輪郭を強めていこうと思います。

 ipadでは頭の中にある絵のイメージをひたすら描いてきました。ただ、おおよそ写真のようなものですので、これから液タブで、枠線や吹き出し、資料等を使ってもう少し正確な輪郭を描く作業をします。ipadでもそれはやることはできますが、現状ではパソコンで複数モニターを使って行った方がやりやすいのと、サイズが大きいキャンバスを使いたいという感じです。紙の資料も使いますので、デスクにしっかり座って体制を整えて行おうと思います。

 なのでこの間、漫画ではipadは使用しないかもしれません。プロクリエイトという別のアプリで絵の練習でもしようかな(考え中)?

 今日「伊師チャンネル」を見ていたら、伊師ちゃんがパソコンとipadの組み合わせで何かしらの作業をしていたので、やる作業内容によってはそういったやり方もありだと思いました。ipad2台で作業をする人もいますし、スマホとipadの組み合わせで行う人もいると思います。

 今回は、前回板タブでやっていた作業をipadで行っているところもありますので、もしかしたら今回は板タブを使用しないかもしれません。

 まぁ、これからデスクまわりが資料でゴチャゴチャしてきますので、ちゃんと整理しながらやろうと思います。

漫画のお知らせ

 次の漫画はおおよそ30ページほどになります(表紙は別)

 夏の期間は暑いので、これまで外で(主に冷房車内)板タブ、液タブを試してみたのですが、どうもしっくりこずiPadを使ってどこでも上手く描けるような体制をとりました。

 板タブ、液タブを屋外で持ち出して描くのには何が難しかったのか?ipadにして何が良かったのか?もちろん「軽さ」や「コンパクト」であることや、「ケーブルレス」というのもありますが、特にipadにして良かったのは「タッチパネル&タッチキーボード」だと思います。

 板タブ、液タブだと、テーブルがないとキーボードが使いづらくなります。ipadだとタッチキーボードが使用できます。

 絵を描くのに「キーボード」とは意外かもしれませんが、キーボードはちょいちょい使用する場面があり、パソコンと板タブ、液タブだと物理キーに手を伸ばさなくてはならず、不安定な環境では操作しずらいのです。

 そして優秀なタッチパネルもipadを使用した方が感度が良い。使いやすい。

 それに夏は家でパソコンの電源をあまり入れたくない。暑いから。なので今回はネームまでは全てipadで行うつもりです。 

 

ネーム

 今は漫画のネームを描いている。「ネーム」というのは、何と言うか漫画の構成みたいなものである。動画に置き換えれば分かりやすいと思う。どこにどのキャラや背景を設置して、どういったアングルで見せるのか。という感じである。

 ネームの描き方は人それぞれで、僕みたいにフルデジタルで描く人もいれば、アナログで描く人もいる。一枚の用紙に1ページずつ描く人もいるし、一枚の用紙に複数ページ描く人もいる。僕の場合は1ページずつ描いているのだが、そのうち複数ページのパターンも試してみようと思う。

 ネームでどこまで描画するのかも人それぞれである。ざっくり描いてもいいのだけど、結局あとでしっかり描くのだから、どっち道一緒なのかもしれない。ただ思うにプロ作家さんの場合、ネームの段階でボツを喰らうこともあると聞いたことがある。なのでそれぞれの立場次第な部分もあると思う。

 僕の場合シナリオは多めに書いておいて、それを元にネーム描く。出来上がったページ数が少なかったらアレだからね。ちなみにipadでネームを描く時はNumbersでプロットを表示して、画面を切り替えて描いている(今日から)。紙の書類を持ち歩くのも面倒だし、Numbersの方がセルに色をつけれるし、ペンで書き込みもできるから。

 写真を見て気付いた人もいると思うが、この原稿用紙のサイズはB4判の600dpiである。普通の漫画と同じ原稿用紙サイズを使っている。最初の頃はA4サイズ(同人誌サイズ)で描いていたのだが、デジタルの特性なのだろうか?A4サイズで描くとドットが大きくて細かい描画ができないので、今はB4判にしている。なのでファイル容量自体も少し重めなのである。それがマシンパワーとRAM容量を必要とする一因なのかもしれない。

漫画のシナリオ

 次の漫画のシナリオが完成しました。

 今回はシナリオの作り方を少し変更しました。

 前回までは、プロットを作成し、それを元に「執筆」という作業をしていたのですが、今回は「執筆」作業を外しました。どうも漫画のシナリオで執筆はやらなくていいように感じた。「執筆」と言っても自分の場合、プロットを一つの文章に読みやすくまとめただけのものだったので、それよりは漫画のネームを執筆の代わりにした方がコマのつながりをもう少し意識できると思いました。

 上の写真はプロットをテキストでつなぎ合わせたものです(Photoshopでぼかした)。

 やり方としては、小説作成ソフトの「Nola」でプロットを開き、それをCSVファイルでダウンロードし、エクセルで開き不要な部分を削除、テキストファイルに変換して印刷しました。 

 執筆作業をしない分、文章の読みやすさは劣りますが、詳細さ上がります(5W1Hをつなぎ合わせたものなので)。

 そういう訳で今日から次の漫画のネームを描きはじめます。

 ヨロシク!!