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マンガを描いています。

バランス

 前回の続き。計画通りipad作業から液タブ作業に移ろうと思っていた矢先。

 なんとなく「吹き出しなどを入れるのであれば、モニター画面を見た方が正面から見れるから、やりやすいのでは?」と思った。

 今自分の部屋にはデスクが2つあり、液タブ用と板タブ用に分かれている。モニターを見ながらであれば板タブ用のデスクを使うことになる。

 当初は液タブで作業を進めるつもりだったのですが、上の写真までの絵なら板タブでも描ける。それに板タブを使用した方が左右のバランスが取りやすい。実際液タブは下描きやペン入れからでもいいような気がしてきた。ぶっちゃけ液タブは「なぞる作業」だけでもいいと思う。

 僕の場合、元々絵を紙で描いていた訳ではないので、特に「紙のような描き心地」は意識していない。作業を進めやすければ何でもいいのである。

 板タブであれば、自分のデスクの大きさなら、モニターの大きさを30インチくらいまで上げれそう。常に全体を見ながら描くことも可能。

 下描きやペン入れの段階だと、液タブの方が自然な線を描きやすい。ただそれはもう少し後の段階である。

 なので今の段階だと板タブでいいと思ってしまった。ある程度進んだら同時に液タブとipadで下描き、ペン入れをすればいい。

 ネームに関しては、液タブやipadの方が良いと感じた。「描く勢い」があるからだ。

 まぁ、結果としては同じものを作っているのだが、作業環境の変化(今回はipad作業を入れた)によって、プロセスも少しずつ変わっていくようだ。

輪郭

 漫画の進み具合の話。

 つい今日まで、ipadでネームを描いてきました。次は液タブを使ってさらに輪郭を強めていこうと思います。

 ipadでは頭の中にある絵のイメージをひたすら描いてきました。ただ、おおよそ写真のようなものですので、これから液タブで、枠線や吹き出し、資料等を使ってもう少し正確な輪郭を描く作業をします。ipadでもそれはやることはできますが、現状ではパソコンで複数モニターを使って行った方がやりやすいのと、サイズが大きいキャンバスを使いたいという感じです。紙の資料も使いますので、デスクにしっかり座って体制を整えて行おうと思います。

 なのでこの間、漫画ではipadは使用しないかもしれません。プロクリエイトという別のアプリで絵の練習でもしようかな(考え中)?

 今日「伊師チャンネル」を見ていたら、伊師ちゃんがパソコンとipadの組み合わせで何かしらの作業をしていたので、やる作業内容によってはそういったやり方もありだと思いました。ipad2台で作業をする人もいますし、スマホとipadの組み合わせで行う人もいると思います。

 今回は、前回板タブでやっていた作業をipadで行っているところもありますので、もしかしたら今回は板タブを使用しないかもしれません。

 まぁ、これからデスクまわりが資料でゴチャゴチャしてきますので、ちゃんと整理しながらやろうと思います。

循環

 循環とは「血液やリンパが体内をめぐること。」らしい。循環が止まってしまうと血液も止まり、やがて濁ってしまう。

 血液に限らず、世の中はある種の循環によって形成されているのだろう。経済の循環、川の循環、人の循環、数え上げたらキリがない。

 何かを循環させるには、動力源が必要である。動力源なしには循環し得ない。

 人に置き換えてみよう。人にはそれぞれ役割があると思う。体で例えると、その人は血液なのか?筋肉なのか?脂肪なのか?骨なのか?

 しかし、どれもこれも循環なしではその役割を果たせないのである。循環なしでは人は止まってしまうのである。

 循環させる力。それはやはり特別なものだと思う。どんなに知名度が高かろうが、どんなに技術があろうが、どんなに頭が良かろうが、それは循環の中のほんの一部のことにすぎない。

 僕が思うに朝倉未来という人間には、何か物事を循環させる力がある。それによって周囲の人間が良いパフォーマンスを引き出せる。その循環なくして今のRIZINがあっただろうか?ブレイキングダウンがあっただろうか?事業があっただろうか?平本蓮があっただろうか?

 今回の試合を経て今後どうするのかは知る由もないのですが、「循環させる力」がある人間がそれを止めてしまうと、川の流れが濁ってしまう。強い人間、有名な人間、権力がある人間、世の中には沢山いるけど、「循環させる力」のある人間はそうそういない。

 それを踏まえた上で、己の価値や今後のことを考えてみても良いんじゃないかな。

 

 

漫画のお知らせ

 次の漫画はおおよそ30ページほどになります(表紙は別)

 夏の期間は暑いので、これまで外で(主に冷房車内)板タブ、液タブを試してみたのですが、どうもしっくりこずiPadを使ってどこでも上手く描けるような体制をとりました。

 板タブ、液タブを屋外で持ち出して描くのには何が難しかったのか?ipadにして何が良かったのか?もちろん「軽さ」や「コンパクト」であることや、「ケーブルレス」というのもありますが、特にipadにして良かったのは「タッチパネル&タッチキーボード」だと思います。

 板タブ、液タブだと、テーブルがないとキーボードが使いづらくなります。ipadだとタッチキーボードが使用できます。

 絵を描くのに「キーボード」とは意外かもしれませんが、キーボードはちょいちょい使用する場面があり、パソコンと板タブ、液タブだと物理キーに手を伸ばさなくてはならず、不安定な環境では操作しずらいのです。

 そして優秀なタッチパネルもipadを使用した方が感度が良い。使いやすい。

 それに夏は家でパソコンの電源をあまり入れたくない。暑いから。なので今回はネームまでは全てipadで行うつもりです。 

 

画伯

 さっきYouTubeを見ていたら、どうやら中川翔子画伯がiPad pro 13インチを購入したらしい。

 以前はおそらく第3世代以前のiPad proを使用していたのだろう(と思う)。

 個人的には、てっきり1TBモデルを購入すると思っていた(RAM16ギガを使えるのは1TB以上のモデルだから)が、どうやら512GBモデルらしい。まぁ確かにその前のモデルで間に合っていたのだから問題なかったということなのだろう(絵師の考えが正しい)。

 よくYouTubeのレビュー動画ではiPad proの軽さを強調しているようだが、実際にはどうなのだろう?やはりあまりに薄いのでケースを使用するのだろうか?その時の持ち運びはどうなのだろう?気になる。

 どうやら画伯はクリスタを縦描きで使っているらしい。ワシはパソコン画面に合わせて横描きである。

 最近のiPadで絵師用に追加された機能の中で高評価なのは、おそらく「ホバー機能」だと思う。液タブでは当たり前の機能なのだが、これはipadのクリスタでも使える。

 ちょっと見えづらいが「環境設定」の「インターフェイス」でホバー機能を使えるようにできる。チェック後は「カーソル」でカーソル形状を設定。

 アップルペンシル。僕の見立てではクリスタではダブルタップは使えるけどスクイーズは使えなかった。ダブルタップの内容は自分で設定できる。ダブルタップは状況によっては微妙・・・かも。ちなみにこの世代のiPadからは第2世代のアップルペンシルは使えない。つまりアップルペンシルプロを買わないといけないのである。

 あと、何気にありがたかったのは「自動保存」である。もしかしたらパソコンでも普通にできるのかもしれないが、iPadのように持ち運ぶデバイスの場合、保存したかどうかあまり気にせず閉じてしまうこともあるかもしれないので、あるとありがたい。

 何はともあれ、これからの中川翔子画伯の作品が楽しみである。

時間と電波容量

 ここ最近、外出用デバイスとしてMacbook AirとiPad Air 13インチを導入した。今現在の運用方法は、平日はほとんどiPad Airを持ち運び漫画のネームを描いている。Macbook Airは週末に外でブログを書く時のみ持ち歩いている。

 これらはWiFi仕様なので、外部からの電波が必要だ。

 まず、Macbook AirとiPad Airを導入する前の電波状況から説明する。

 電波1 メインスマホ(ahamo)

 電波2 サブスマホ(povo)

 スマホ二台持ちである。古いスマホにpovoを入れている。スマホをよく忘れてしまうので、「デバイスを探す」機能を使いたかったので、そうしていた。

 そこにMacbook Airが入ってきたので、当然このような使い方をする。

 電波1 メインスマホ(ahamo)→テザリング→Macbook Air

 電波2 サブスマホ(povo)

 これはこれでいいと思う。だがここに新たにiPad Airを導入して

 電波1 メインスマホ(ahamo)→テザリング→iPad Air

 電波2 サブスマホ(povo)

 としてみたのだが、どうもしっくりこなかった。

 その理由について、あれやこれやと考えてみたのだが、おそらくiPad Airを使う時間は Macbook Airを使う時間と比べて少ない時間、つまりほとんど隙間時間なのである。その中でその都度スマホを取り出してテザリングの入り切りをするのが億劫なのである。

 そこで今はこのような形の運用の仕方をチャレンジしている。

 電波1 メインスマホ(ahamo)

 電波2 モバイルWiFiルーター(povo)→iPad Air

 モバイルWiFiルーターは元々持っていてpovoを使えることも分かっていた。こうすればWiFiルーターのスイッチを押せば勝手にiPad Airに繋がるし、使用後は勝手に切れる。外出中忘れ物が心配であれば、WiFiルーターの通信を「常時接続」させておけば「デバイスを探す」機能は使える。WiFiルーターの常時接続はバッテリー容量を食ってしまうので、時間がかかる外出の時はモバイルバッテリーなどを繋げておいた方が良いと思う。

 この使い方は非常にやりやすかった、モバイルWiFiルーターなど別にテザリングがあるから、今の時代別にいらないと思っていたのだが、モバイルWiFiルーターは隙間時間の使用用途にはピッタリである。

 ただここで一つ問題に気づいた、それはモバイルWiFiルーター(povo)とスマホテザリングのギガあたりの料金(一ヶ月)である。全て調べた訳ではないが、おそらくスマホテザリングを使った方が安く上がる。そうなると扱うデーターサイズが大きい写真データなどにはモバイルWiFiルーターは不向きである。

 しかし、iPad Airでは漫画データのやり取りとブラウザくらいの使用用途なので、それほど大量のデータは扱わない。

 そこで導き出した答えがこれだ、

 電波1 メインスマホ(ahamo)→テザリング→Macbook Air ※長時間使用、大容量データ

 電波2 モバイルWiFiルーター(povo)→iPad Air ※短時間使用、小容量データ

 一見すると、多くの人は使い方が逆のように思えるかもしれない。通常は長時間使用、大容量データの場合はモバイルWiFiルーターを使用した方が、スマホのバッテリーも減らないし、通信速度の面で有利なのである。だがそれはモバイルバッテリーというものがあるし、通信速度はモバイルWiFiルーターをパソコン本体にUSB接続しない限りは大して変わらない。「使用時間と電波コスト」を考えると、この組み合わせがベストではないかと思う。※補足 楽天モバイルという手もあるかもしれないが、電波品質がpovo、ahamoの方が良いことと、使わない時期にpovoのように0円運用できないということがあるため、楽天モバイルは使わない。

 「電波2 サブスマホ(povo)」という体制でしばらく使用してきた。特に問題はなかったのだが、あえて問題を上げてみると、

1,意外とサブスマホの出番がない(そうそう毎回メインスマホを忘れない)

2,旧スマホを使用していたので、バッテリーの持ちが悪い。

3,基地局と常時接続(普通の使い方)なので、結局電波の垂れ流しになってしまう、せっかく購入した電波が無駄になってしまうことが多い、その都度スマホの電源をオフにしてしまうと、サブスマホが紛失した時に探せなくなる。情報が入っているので困る。

といったところである。

昨日の出来事

 今週末は暑さと湿度で大変でしたね。

 昨日は午前中に歯医者に行ってきました。朝9時に行って11時くらいには終わりました。今行っている歯医者は予約制ではないため、それなりに時間がかかりますが、「予約待ち」なるものがないので、行けばその日に治療してくれます。

 歯は大事。昨日の歯石取りはマジで痛くて痛くてたまらなかった。あれはマシンで歯茎の内側までゴロゴリやるから、かなり神経が逆立ちます。歯科助手さんに次から簡単な麻酔を使ってくれるようにお願いしました。

 そんなヤベェ状況の中ですが、夜に山里亮太さんのライブがあるので、ロキソニンを飲んで歯茎の痛みを抑えました。歯科ストレスで歯茎だけではなく胃の方もやられていたため、食欲があまりなかったのですが、腹は減る。札幌に着いてから空腹をしのぐため大丸札幌の8階のレストランで匂いだけ嗅いでなんとか腹を満たすことができました。

 「匂いだけ嗅いで、腹を満たせるわけねぇだろ!」って思うかもしれませんが、できます。ガムを噛んで空腹を満たすのと同じ原理です。ヤニを吸って落ち着くのと一緒。脳さえ満たせば意外と大丈夫です(一時的には)。

 まぁ、そんな話はどうでもいいのですが、山里さんのライブ。

 とても面白かったです。

 いつだかオリラジの中田さんもYouTubeで山里さんのことを「サラブレッド」だとおっしゃっていました。

 山里さんは、ちょっとしたことであっても、色々なことを考えることができるところが羨ましいです。それが、たとえ毒であっても、誰かにとっては良い薬。

 ライブの内容は秘密厳守なので言えませんが、こんな形にはなるかもしれません。

  

今日のメモ

 今日は朝からスマホでこんなメモを書いていた。

 きっかけはiPhoneである。僕の場合、電気屋さんに行ってiPhoneを見ても、ほとんど心が動かない。昔はiPhoneユーザーで3GSから5Sまで買っていたのだが、途中でandroid端末に変えた。当時のことはあまり覚えていないのだが、単純にiPhoneに飽きたからだと思う。もう少し面倒くさい端末が欲しかったのかもしれない。

 ただ最近はMacbookも買いiPadも買ったのだから、iPhoneがあれば便利であるとは思う。しかし、どうしても「決め手」というものがなく、って言うか別にandroidで事足りてしまう。まぁ別に好きなものを使えばいいのだが、何となく理由というのを考えてみたくもなる(ちょっとした頭の体操)。答えが正しいとか正しくないとかは別である。

 これは昔から言われる「windows VS Mac」みたいなものある。不毛な議論でもあるのだが、お互いに「ほとんどの事は足りるのだけど、何かが足りない」というものなのだろう。その中で自分のニーズに合ったものを選べばいい。何なら両方持てばいい話だし。

 MacbookやiPadを買った理由については、以前書いた通りである。ノマドワークの強化を中心としている。この2台は自分がノマドワークをするのには丁度良かったのである(仕事ではないが)。ところがスマホに関しては元々ノマド用である。なのでその中で今の自分に適した端末をこだわって選んでいるのだから、別にiPhoneが必要とも言えない。しかしiPhoneのプロダクトは気にはなる。

 で、上の写真の内容。「汎用性」の比率と「専門性」の比率で考えてみよう。それぞれのデバイスには「汎用性の部分」と「専門性の部分」があり、どちらを重視するかで選ぶデバイスも変わってくる。僕の場合スマホに関しては、特に折りたたみでもないし、ペンを使うわけでもない、胸ポケットに収まるスマホにしている。ただチップは当時の一番良いものを使っている。おサイフケータイは普通にある。3カメもあるし、特に何かに特化している訳ではないが不自由はない。どちらかと言うと汎用性重視なのかなぁ。ちなみにカメラ性能を上げたければデジカメを買うタイプである。

 「windows VS Mac」で考えてみよう。プロダクトとしての完成度はMacが良いと思う。プロダクトの汎用性はwindowsなのかもしれない。アプリで考えてみよう。アプリでは両方とも、ほとんど同じことができるが、例えばエクセルでVBAを使う(コードを走らせる)としたら、windowsの方が専門性が高いように思える。iPhoneアプリはMacでしか作れない、それもある意味専門性なのかもしれない。

 といった具合に色々考えているわけだが、一番良いのは、欲しけりゃ両方買ってみることだと思います。財布と相談してね!!悩ましいのぉ。だから楽しいのかもしれねぇ!

ネーム

 今は漫画のネームを描いている。「ネーム」というのは、何と言うか漫画の構成みたいなものである。動画に置き換えれば分かりやすいと思う。どこにどのキャラや背景を設置して、どういったアングルで見せるのか。という感じである。

 ネームの描き方は人それぞれで、僕みたいにフルデジタルで描く人もいれば、アナログで描く人もいる。一枚の用紙に1ページずつ描く人もいるし、一枚の用紙に複数ページ描く人もいる。僕の場合は1ページずつ描いているのだが、そのうち複数ページのパターンも試してみようと思う。

 ネームでどこまで描画するのかも人それぞれである。ざっくり描いてもいいのだけど、結局あとでしっかり描くのだから、どっち道一緒なのかもしれない。ただ思うにプロ作家さんの場合、ネームの段階でボツを喰らうこともあると聞いたことがある。なのでそれぞれの立場次第な部分もあると思う。

 僕の場合シナリオは多めに書いておいて、それを元にネーム描く。出来上がったページ数が少なかったらアレだからね。ちなみにipadでネームを描く時はNumbersでプロットを表示して、画面を切り替えて描いている(今日から)。紙の書類を持ち歩くのも面倒だし、Numbersの方がセルに色をつけれるし、ペンで書き込みもできるから。

 写真を見て気付いた人もいると思うが、この原稿用紙のサイズはB4判の600dpiである。普通の漫画と同じ原稿用紙サイズを使っている。最初の頃はA4サイズ(同人誌サイズ)で描いていたのだが、デジタルの特性なのだろうか?A4サイズで描くとドットが大きくて細かい描画ができないので、今はB4判にしている。なのでファイル容量自体も少し重めなのである。それがマシンパワーとRAM容量を必要とする一因なのかもしれない。

漫画のシナリオ

 次の漫画のシナリオが完成しました。

 今回はシナリオの作り方を少し変更しました。

 前回までは、プロットを作成し、それを元に「執筆」という作業をしていたのですが、今回は「執筆」作業を外しました。どうも漫画のシナリオで執筆はやらなくていいように感じた。「執筆」と言っても自分の場合、プロットを一つの文章に読みやすくまとめただけのものだったので、それよりは漫画のネームを執筆の代わりにした方がコマのつながりをもう少し意識できると思いました。

 上の写真はプロットをテキストでつなぎ合わせたものです(Photoshopでぼかした)。

 やり方としては、小説作成ソフトの「Nola」でプロットを開き、それをCSVファイルでダウンロードし、エクセルで開き不要な部分を削除、テキストファイルに変換して印刷しました。 

 執筆作業をしない分、文章の読みやすさは劣りますが、詳細さ上がります(5W1Hをつなぎ合わせたものなので)。

 そういう訳で今日から次の漫画のネームを描きはじめます。

 ヨロシク!!